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J-GLOBAL ID：201802241499903465   整理番号：18A0184880

東日本大震災に基づく地震災害時の企業取引への影響モデルの検討

著者 (3件)： 小川芳樹 (東大 生産技研) ,  秋山祐樹 (東大 空間情報科研セ) ,  柴崎亮介 (東大 空間情報科研セ)
資料名： 土木計画学研究・講演集(CD-ROM)  (土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM))
巻： 56  ページ： ROMBUNNO.195  発行年： 2017年10月20日 
JST資料番号： X0119B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年東北地方太平洋沖地震は,企業サプライチェーンを通じた企業への経済活動といった間接被害をもたらした。その影響は被災地を超えて日本全国へ広がった。発災後,効率的なサプライチェーンの復旧をするためには,事前にサプライチェーンを構成する企業間での長期事業計画(BCP)策定をする必要があるが災害による企業間取引の取引喪失・回復要因の潜在的構造は把握されていない。こうした背景から本研究においては,東日本大震災がサプライチェーン全体に与える間接被害に関して震災前後の企業間取引データ(企業単位のネットワークデータ)を用いて各企業の取引喪失・回復の決定要因をスパースモデリングにより分析し,取引喪失・回復モデルを構築した。その結果,被災地企業との直接取引だけを対象としても日本全国へ経済的に被害が及んだことがわかった。また,回復の決定要因は企業の業種・規模・立地の違いであることが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *震災 ,  企業 ,  物的流通 ,  ロジスティックス ,  資材供給 ,  *取引 ,  *損失 ,  *回復 ,  モデリング ,  *分析
準シソーラス用語： *地震災害 ,  東日本大震災 ,  *企業間取引 ,  *サプライチェーン ,  物流 ,  環境損失 ,  スパースモデリング ,  *経済的損失

分類 (6件)： 自然災害  (RA02030M) ,  地震活動  (DC03030L) ,  物的流通  (KA08000O) ,  運輸交通・サービス一般  (TA01010L) ,  産業経済  (KA02000Y) ,  都市計画一般,都市経済学  (RD01010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 東日本大震災 ,  地震災害 ,  企業 ,  取引 ,  モデル