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J-GLOBAL ID:201802244464892405   整理番号:18A0309189

若年層韓国語ソウル方言における/o/と/u/の言語変化の一側面-先行子音種と発話単位の違いが2母音の重なりに与える影響-

Overlapping of Back Vowels /o/ and /u/ by Young Seoul Korean Speakers: Focusing on the Effect of Preceding Consonantal Type and Utterance Unit on Overlap in Formant Distribution
著者 (3件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 53-60  発行年: 2017年08月30日 
JST資料番号: Y0922B  ISSN: 1342-8675  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・若年層韓国語ソウル方言話者の母音/o/と/u/の第1,第2フォルマント周波数の分布の重なりに関する先行研究では母音の後に後続音がない単音節を扱っていないので,その調査を実施。
・先行子音種が母音の質に与える影響が大きいことを踏まえ,子音として平音,激音の2種に母音/o/,/u/が続く単音節を発話させた録音音声を用いて判別分析を実行。
・相対的に女性話者の方が判別率が低く,/o/と/u/の重なりが男性よりも大きいこと,及び先行子音は平音よりも激音の方が判別率が下がり,2母音がより重なることが判明。
・先行研究との比較から男性は朗読音声で調音結合と調音の崩れの影響から重なりが大きくなるのに対し,女性は先行子音の付与によって重なりが小さくなるといった違いを確認。
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分類 (2件):
分類
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情報加工一般  ,  音響信号処理 
引用文献 (28件):
  • 李翊燮・李相億・蔡琬(2004)『韓国語概説』大修館書店.
  • 岩井亮雄(2017)「韓国語ソウル方言単母音の変化の方向性と聴取判断の様相-/ᅦ/と/ᅢ/の合流と/ᅩ/と/ᅮ/の接近を中心に-」『朝鮮学報』242,47-77.
  • 宇都木昭(2009)「日本語と朝鮮語の破裂音-音響音声学的研究の概観-」『北海道言語文化研究』7,11-27.
  • 梅田博之(1994)「韓国語の母音」『言語研究』106,1-21.
  • 中村完・金東俊・梅田博之(1991)「韓国語ソウル方言の世代差について」『言語研究』106,348-354.
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