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J-GLOBAL ID：201802245979294890   整理番号：18A0359606

福島県に自生するキノコの含有放射性物質濃度の解析

著者 (8件)： 鈴木喬也 (福島工高専) ,  佐藤佳子 (福島工高専) ,  江本久雄 (福島工高専) ,  北村早苗 (福島高専 情セ) ,  櫛田拳 (福島工高専) ,  齋藤詩乃 (福島工高専) ,  佐藤暁 (福島工高専) ,  十亀陽一郎 (福島工高専)
資料名： 日本地球化学会年会要旨集(Web)  (Abstracts of Annual Meeting of the Geochemical Society of Japan (Web))
巻： 64th  ページ： ROMBUNNO.1D01(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U1296A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,福島第一原子力発電所事故において漏洩した放射能の生態系への影響を調査するため,福島県に自生する野生キノコの含有放射性物質濃度の測定を行った。その結果,空間線量は低い(0.1μSv/h程度)にもかかわらず,キノコと土壌からはCs-137が検出された。また,土壌からCs-137が検出された場合,樹木に付着して生育するきのこにおいてもCs-137が検出された。一方,周辺の植物体からは放射性物質は検出されなかった。これらの結果は,空間線量の測定のみでは,環境や生態系における放射能汚染の把握は不可能であることを示しており,キノコに蓄積する放射性物質は土壌由来であることを示唆している。(著者抄録)

シソーラス用語： セシウム同位体 ,  セシウム137 ,  カリウム同位体 ,  ヨウ素同位体 ,  *きのこ ,  福島県 ,  原子炉事故 ,  放射能汚染 ,  汚染源 ,  *放射能測定 ,  放射線量 ,  *土壌
準シソーラス用語： カリウム40 ,  セシウム134 ,  ヨウ素130 ,  空間線量 ,  福島第一原子力発電所事故

分類 (2件)： 植物に対する影響  (EE05030G) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 福島 ,  自生 ,  キノコ ,  放射性物質 ,  解析