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J-GLOBAL ID：201802250275318172   整理番号：18A0698384

データハイディング技術における攻撃耐性~ロバスト性と安全性~

Tolerance against Attacks in Data Hiding Technique-Robustness versus Security-

著者 (1件)： 栗林稔 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 476(EMM2017 77-93)  ページ： 67-72  発行年： 2018年02月26日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： データハイディング技術に対する攻撃耐性として,ロバスト性と安全性とは同じように扱われることがあるが,実際には大きな違いがある。信号処理に基づく攻撃に対する耐性は国内では盛んに研究されているが,国際的に10年以上議論されている電子透かし技術の安全性についても注目すべきである。攻撃者が電子透かし方式に関する情報を知り得るならば,攻撃のやり方も変わるはずである。透かし情報がいくつかの周波数成分に挿入される場合,攻撃者は全周波数成分から攻撃対象とすべき成分を絞り込むかもしれない。本チュートリアルでは,電子透かし技術におけるロバスト性と安全性の最近の研究トレンドを紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *電子透かし ,  ロバスト性 ,  安全性 ,  *信号処理 ,  *暗号鍵 ,  *データ保護 ,  セキュリティ ,  耐性 ,  モデリング ,  スペクトル拡散 ,  量子化 ,  評価基準 ,  周波数変換 ,  DCT【変換】 ,  コンテンツ
準シソーラス用語： *ホスト信号 ,  秘密鍵 ,  データハイディング ,  攻撃耐性 ,  マルチメディアコンテンツ

分類 (1件)： データ保護  (JD01020V)

引用文献 (21件)：

• I.J. Cox, J. Kilian, F.T. Leighton, and T. Shamson, ′′Secure spread spectrum watermarking for multimedia,′′ IEEE Trans. Image Processing, vol.6, no.12, pp.1673-1687, 1997.
• H.S. Malvar and D.A.F. Florencio, ′′Improved spread spectrum: a new modulation technique for robust watermarking,′′ IEEE Trans. Signal Processing, vol.51, no.4, pp.898-905, 2003.
• M. Kuribayashi, ′′Coded spread spectrum watermarking scheme,′′ IWDW 2012, LNCS, vol.7809, pp.169-183, Springer, Heidelberg, 2013.
• M. Kuribayashi, S. Shigemoto, and N. Funabiki, ′′Dct-ofdm watermarking scheme based on communication system model,′′ IEICE Trans. Fundamentals, vol.E100-A, no.4, pp.944-952, 2017.
• B. Chen and G. Wornell, ′′Quantization index modulation: A class of provably good methods for digital watermarking and information embedding,′′ IEEE Trans. Inform. Theory, vol.47, no.4, pp.1423-1443, 2001.

タイトルに関連する用語 (4件)： データハイディング ,  攻撃耐性 ,  ロバスト性 ,  安全性