抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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林内における機械走行が土壌の植生に与える影響を明らかにするため,2016年に霊仙寺山国有林のスギ皆伐地に設定した機械走行試験地において植生調査を行った。皆伐作業実施後に林床植生は衰退し,機械走行地では植生がほぼ消失していたが,1年後には走行地においても植被率・最大植生高が回復していた。植生タイプは,林内,無地拵え地においては高木・低木・シダが80%以上優占していたが,機械走行地ではそれらが回復しつつあるものの高茎草本が優占する箇所が30%程度認められた。(著者抄録)