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J-GLOBAL ID:201802251383623378   整理番号:18A1009719

高性能分離膜

著者 (2件):
資料名:
号: 29  ページ: 177-182,1(4)  発行年: 2018年05月28日 
JST資料番号: F1106A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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・分離膜の研究は,生体膜が持つ特定溶質への高選択性/高透過性/外部刺激応答性等の機能を人工膜で実現することが目標。本稿では,ガス分離膜,透析膜,イオン交換膜や電池用セパレータに使われる非多孔膜での膜分離の原理,高性能分離膜に求められる基本構造を説明し,分離膜用ブロック共重合体の合成と構造,これ等を用いて実際の分離膜への応用を紹介。
・膜分離の原理:各分子が入口の膜相に溶解した後に膜内を拡散し,裏側の相界面で脱溶解して移動する「溶解-拡散モデル」。
・分離膜に求められる基本構造:高透過性のため高流束が求められ,薄膜化での高機械的強度と分子移動チャネルを持つ膜材料を要し,高選択性にはチャネルが特定分子への高い選択性が必要。
・分離膜用ブロック共重合体の合成と構造:モザイク荷電(CM)膜に端を発し,ブロック共重合体が形成する特異なミクロ相分離構造を活かす検討が,気体分離膜(CO2分離:「Pebax」ポリアミド-PEOブロック共重合体),気液分離膜(浸透気化法による水分離),液体分離膜(イオン交換膜)で実施。
・ブロック共重合体の分離膜への応用例:液液分離膜(ナノオーダドメイン間隔のためブロック多元共重合体),電池用セパレータ(イオン伝導膜),気体分離膜(Pebax,スルホン化スチレン-オレフィンブロック共重合体)。
シソーラス用語:
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分類 (4件):
分類
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膜分離  ,  電解装置  ,  高分子固体の構造と形態学  ,  共重合 
タイトルに関連する用語 (2件):
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