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J-GLOBAL ID：201802253631144655   整理番号：18A0704641

講義における講師と受講者の相互作用の分析(第2報)

Analysis of interactions between lecturer and students in lectures (Second report)

著者 (5件)： 渡邊栄治 (甲南大 知能情報) ,  尾関孝史 (福山大 工) ,  小濱剛 (近畿大 生物理工) ,  浜野裕希 (トワール) ,  吉田賢史 (早稲田大学高等学院)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 509(HCS2017 93-118)  ページ： 35-40  発行年： 2018年03月06日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 板書を用いた講義において,受講者による動作(ノーティングや説明を聞く)は,講師の動作(板書や説明)や講義内容に対して時間遅れを伴って生じる。また,受講者の理解度に対応して,受講者による動作に差異が生じる。さらに,受講者による動作は,講師へフィードバックされたり,他の受講者の動作に相互に影響を及ぼす。本報告では,板書を用いた講義を対象として,(i)講師の動作と受講者の動作における相互作用のモデリング,(ii)両者の動作における相互相関,(iii)受講者の動作に対する講師の注視と受講者の理解度(テストに対する評価)の関係について検討する。(著者抄録)

シソーラス用語： *相互作用 ,  *学校教育 ,  *学生 ,  特徴抽出 ,  モデリング ,  ニューラルネットワーク ,  自己評価 ,  *教師 ,  *動作分析 ,  相関 ,  *コミュニケーション ,  *CMI【計算機】
準シソーラス用語： *ヒューマンインタラクション ,  階層型ニューラルネットワーク ,  *講義 ,  受講者 ,  *相互作用分析 ,  相互相関 ,  他者評価 ,  非言語コミュニケーション ,  *理解度【学習】

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (12件)：

• 横川 和章,有馬 道久, 教授場面における非言語的コミュニケーション-理解状態の表出と判断-, 教育心理学研究, vol.34, pp.120-129, 1986.
• 須田 昂宏, 授業における学習者の表出行動をどのようにして意味づけるか-研究方法に焦点をあてた先行研究のレビューから-, 名古屋大学大学院教育発達科学研究科教育科学専攻『教育論叢』, vol.57, pp.3-12, 2014.
• 相馬 奈美,日浦 慎作,佐藤 宏介, 受講者の活性度と主観的評価の提示に基づく授業支援システム-発表者と聴者の相互理解を目指して-, 信学技報, HCS2005-74, pp.67-70, 2005.
• 小林 陽平,角所 考,村上 正行, 講義映像に基づく受講者の集中状況の認識, 教育システム情報学会, JSiSE2013, pp.17-18, 2013.
• 山根 卓也,中村 和晃,上田 真由美,椋木 雅之,美濃 導彦, 講義中の行動分析に基づく講師受講者間インタラクションの検出, 先進的学習科学と工学研究会, vol.60, pp.7-14, 2010.

タイトルに関連する用語 (5件)： 講義 ,  講師 ,  受講者 ,  相互作用 ,  分析