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J-GLOBAL ID：201802260153492480   整理番号：18A2019758

中山間地域の将来を見据えて-5 沢地内の小河川における試験護岸施工の実施とその活用

著者 (8件)： 柿野亘 (北里大 獣医) ,  落合博之 (北里大 獣医) ,  平野賢志 (青森フォレストワーカーズ) ,  益子祐二 (共和ハーモテック) ,  眞家永光 (北里大 獣医) ,  高松利恵子 (北里大 獣医) ,  森淳 (北里大 獣医) ,  丹治肇 (北里大 獣医)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 86  号： 11  ページ： 997-1000  発行年： 2018年11月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,耕作放棄地面積の変化率については横ばいであるものの,再生利用が困難と見込まれる荒廃農地面積は,年々増加している。これは沢地の水田(沢田)の耕作放棄に伴い,遷移が進行していることを意味している。周辺がほとんど管理放棄された水域では,災害によって岸辺が侵食されても,災害復旧のための税金が投入される確率は低くなりつつある。地域での人口減少や農業構造変化に伴う集落機能低下が懸念される中で,農地集積後や集積不可な場所での自然資源管理のあり方は,緊急課題である。そこで,本報では,地域住民が主体となった自主的施工モデルを展望して実施した試験護岸施工を踏まえ,地域住民による自主的な施工の現実性および同様の小規模な工事の地域における活用案を提案したので併せて報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *小河川 ,  *試験 ,  *護岸 ,  中山間地域 ,  土地利用 ,  リサイクル ,  水域 ,  災害 ,  浸食 ,  災害復旧 ,  農業構造 ,  集落 ,  農地 ,  住民 ,  モデル ,  資源管理
準シソーラス用語： *沢地

分類 (1件)： 都市計画一般,都市経済学  (RD01010S)

引用文献 (19件)：

• 柿野 亘, 藤咲雅明, 水谷正一, 後藤 章 : 小貝川上流の谷津における魚類・両生類の生息と水域特性との関係, 農土論集 241, pp.123~131 (2006)
• 農林水産省 : 食料・農業・農村白書, pp.44, 212~221 (2017)
• 柿野 亘, 伊藤寿茂 : 冬季における小規模な崩れに起因する谷津水路での水涸れがイシガイ類の生息に及ぼす影響, 農業農村工学会論文集 291, pp.33~40 (2014)
• 泉谷有紀, 梶 仁亮, 柿野 亘, 落合博之, 長利 洋 : 青森県七戸川水系の管理, 非管理農業水路における魚類の生息分布, 青森自然誌研究 20, pp.53~58 (2015)
• 神奈川県 : 里地里山の保全等の活動団体の紹介 (2018), http://www.pref.kanagawa.jp/docs/n8f/cnt/f300562/p903367.html (参照 2018年8月17日)

タイトルに関連する用語 (8件)： 中山間地域 ,  将来 ,  小河川 ,  試験 ,  護岸 ,  施工 ,  実施 ,  活用