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J-GLOBAL ID:201802260635919526   整理番号:18A1982029

災害損失と損害データのためのグローバルデータベースの比較

Comparison of Global Databases for Disaster Loss and Damage Data
著者 (3件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 1007-1014  発行年: 2018年11月01日 
JST資料番号: F1399A  ISSN: 1881-2473  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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災害リスク低減のための仙台フレームワークが採用されて後,災害損失と損害データベースを監視するツールとしてのグローバルデータベースが必要とされている。いくつかの災害損失と損害データベースはグローバルに使用されている。本論文では,既存のデータベースの限界だけでなく,閾値,空間分解能およびデータ品質管理の3つの側面において,既存のデータベースがどのように変化するかを調査することを目的とした。既存のグローバルデータベースを比較する以前の研究をレビューし,その違いと限界を抽出した。EM-DATの閾値は明らかであるが,その閾値はDesInventarが補足する小規模災害を無視することになる。災害閾値の差は,災害損失および/またはリスクの異なる画像を作り出す。空間分解能に関して,DesInventarだけが都市レベルで災害影響データを提供し,一方,他は国レベルで情報を提供する。既存のグローバルデータベースの限界は以下の4つの側面に分類される。分散データの欠如,限られた空間被覆率と分解能,データの完全性と信頼性の不十分さ,間接的損失に関する不十分な情報である。本論の成果として,災害リスク低減に関する意思決定に使用する既存の災害損失データベースの限界を補完するために,以下のことが必要とされることがわかる:異なるデータベースのクロスチェック;補完的災害損失データ;そして政策立案者による透明で国際的に一貫した方法論を用いた,徹底的で直接的なデータセットの収集である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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自然災害 
引用文献 (26件):
  • [1] United Nations Office for Disaster Risk Reduction (UNISDR), DesInventarSendai, https://www.desinventar.net/migrate_Sendai.html [accessed March 16, 2018]
  • [2] J. Calkins, “Moving Forward after Sendai: How Countries Want to Use Science, Evidence and Technology for Disaster Risk Reduction,” PLoS Currents Disasters, doi: 10.1371/currents.dis.22247d6293d4109d09794890bcda1878, 2015.
  • [3] Y. Ono and M. Nagaishi, “National disaster databases: An essential foundation for disaster risk reduction policies and disaster-related sustainable development goals and targets,” I. Davis, K. Yanagisawa, and K. Georgieva (eds.), Disaster Risk Reduction for Economic Growth and Livelihood: Investing in Resilience and Development, pp. 241-258, Routledge, 2015.
  • [4] A. Wirtz, W. Kron, P. Löw, and M. Steuer, “The need for data: natural disasters and the challenges of database management,” Natural Hazards, Vol.70, pp. 135-157, 2014.
  • [5] United Nations Development Programme (UNDP), “A Comparative Review of Country-Level and Regional Disaster Loss and Damage Databases,” UNDP, 2013.
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