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J-GLOBAL ID：201802261598582095   整理番号：18A0184716

体感型評価ツールを用いた歩行ルート評価に関する基礎的分析

EXPERIMENTAL ROUTE EVALUATION FOR PEDESTRIANS USING VIRTUAL REALITY MOVIES AND HEART-RATE MONITORING

著者 (4件)： 中村一樹 (名城大 工) ,  大田佳奈 (香川大 工) ,  佐伯友夏里 (香川大 工) ,  紀伊雅敦 (香川大 工)
資料名： 土木計画学研究・講演集(CD-ROM)  (土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM))
巻： 56  ページ： ROMBUNNO.31  発行年： 2017年10月20日 
JST資料番号： X0119B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市のコンパクト化を支える階層的な交通ネットワークの形成において,最も端末部分の移動と同時に交通モードを接続する移動を担う歩行の役割は大きく,歩行環境の良し悪しは都市開発・交通整備の有効性に大きく影響すると考えられる。しかし,従来の歩行空間評価は個別の地点に注目したものが多く,地点を繋ぐルートを評価する手法が確立されていない。一方で,近年開発が進むVR技術や生理評価手法は,体感型の評価ツールとして,多様なルート環境を動学的に評価することを可能としている。そこで本研究では,体感型評価ツールを用いた歩行ルート評価の基礎的分析を行い,その特徴を整理することを目的とする。まず,VRと生理指標による空間評価手法について文献レビューを行い,歩行空間評価における体感型評価の可能性を整理した。そして,基礎的な実験によりこの可能性を例証するため,VRの視覚ツールとしての特徴を把握し,ケーススタディ地区においてVRと心拍による歩行ルート評価結果を比較した。この結果,VR評価と心拍評価で新たな歩行空間評価の可能性を示す整合的な結果が見られただけでなく,これらの評価の特徴が補完的で組合せが有用であることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *歩行者 ,  *都市空間 ,  バーチャルリアリティ ,  環境 ,  *器具 ,  指標 ,  *交通計画 ,  評価 ,  *都市開発
準シソーラス用語： *歩行者空間 ,  歩行環境 ,  *体感型評価ツール ,  生理指標 ,  歩行ルート評価

分類 (1件)： 交通調査  (TB01031B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 体感 ,  評価ツール ,  歩行 ,  評価 ,  基礎 ,  分析