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J-GLOBAL ID:201802261861737964   整理番号:18A0831505

「文化財科学研究の最前線 年代測定」年輪年代学の最近の進展

Recent Advances in Dendrochronological Studies in Japan
著者 (1件):
資料名:
号: 76  ページ: 15-35  発行年: 2018年03月26日 
JST資料番号: L5486A  ISSN: 0288-5964  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本レビューは,日本における年輪考古学に関する話題に焦点を当てて,年輪年代学における歴史,材料,方法,および最近の進歩についてまとめた。1980年代に,ヨーロッパで開発された年輪年代測定法が日本に導入され,本州中央部に関する2千年の長い年代学が成功裏に開発された。この年代学に基づいて,多くの注目に値する年代測定分析が木材考古学的遺物のために行われている。多くの最近の努力にもかかわらず,日本の他の地域では長期的で連続的な年代学が確立されていない。これは,生木の年代学の間のギャップに起因する可能性があり,木材から得られたそれらは1600年代後期から1700年代になっても残っている。いくつかの有望な結果が得られているが,参照年代学ネットワークの不足は,予備研究のための木材産地推定の進展を推し進める日本の研究を幾分か制約する。最近の研究は代替アプローチを採用し始めた。さらに,年輪気候学の進歩は,春の温度が日本で再構成できることを示した。デジタルカメラや微小焦点X線CTのような非破壊機器の最近の開発は,伝統的方法で収集されていない木製彫刻のような様々な物体の年輪データにアクセスすることを可能にした。日本における参照年代の良く進展したネットワークを確立するために,今後の取り組みは研究室間で密接に協力して年輪データの収集に集中するべきである。データ収集における継続的な革新は非常に重要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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各種建築物一般  ,  林産物一般 
引用文献 (109件):

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