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J-GLOBAL ID：201802262555805629   整理番号：18A0233709

亜熱帯中規模渦域における生物地球化学的観測の試み

著者 (12件)： 渡辺剛 (水産機構 東北水研) ,  長谷川大介 (水産機構 東北水研) ,  安倍大介 (水産機構 中央水研) ,  黒木洋明 (水産機構 中央水研) ,  岡崎誠 (水産機構 国際水研) ,  奥西武 (水産機構 東北水研) ,  稲葉信晴 (水産機構 中央水研) ,  張成年 (水産機構 中央水研) ,  澤山周平 (水産機構 中央水研) ,  友田努 (水産機構 増養殖研) ,  谷内由貴子 (水産機構 北水研) ,  小埜恒夫 (水産機構 国際水研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2017  号： 秋季  ページ： 152  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 亜熱帯外洋域は「海の砂漠」と呼ばれ,表層では栄養塩が枯渇するため生物生産が低い海域と知られている。その一方で,近年では,亜熱帯海域の中規模渦周辺海域において基礎生産が高まることが報告されている。しかし,中規模渦周辺海域の海洋環境における知見は未だ乏しい。本研究では,西部北太平洋亜熱帯海域の中規模渦の横断観測を実施した。低気圧性渦と縁辺部では,溶存酸素・栄養塩・Chl.aおよび植物プランクトンの現存量が高く,高い基礎生産が生じていると示唆された。一方,高気圧性渦では栄養塩・Chl.a・植物プランクトンの現存量が低く,基礎生産が低いと推察された。(著者抄録)

シソーラス用語： *渦 ,  中規模 ,  北西太平洋 ,  *生態系 ,  溶存酸素 ,  栄養塩類 ,  クロロフィルa ,  植物プランクトン ,  *生物生産

分類 (2件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 亜熱帯 ,  中規模渦 ,  生物地球化学 ,  観測 ,  試み