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J-GLOBAL ID:201802262667336522   整理番号:18A0241700

適切排水処理システムの実用的な展開に関する研究 平成25~27年度

著者 (2件):
資料名:
号: 125  ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年12月20日 
JST資料番号: U0433A  ISSN: 2187-9508  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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人間活動の結果排出される多量の排水は,国内や先進国においては,水質保全の観点から好気性処理が施されていますが,電力消費が大きい等の経済的な理由から,開発途上国では,普及が妨げられています。また,東南アジア地域には資源作物とその加工品(砂糖,パーム油,バイオエタノール等)の生産が活発で,それらの製造・加工工程からは,有機物濃度の高い難分解性の廃液が多量に排出され,メタンなどの温室効果ガスの要因となっています。そこで,本研究では,省・創エネルギー型の処理技術であるメタン発酵を,技術が未適用の低有機物濃度排水の無加温処理,難分解性物質を含む高有機物濃度廃液の処理に適用するための基礎技術開発と性能実証を国内外の研究機関,民間企業と連携して行いました。その結果,本研究で開発を行ったグラニュール汚泥床は実産業排水(低濃度の飲料製造排水)の無加温メタン発酵処理においても,十分に高い排水処理性能(処理水質,メタン回収率)を安定的に発揮できることが明らかになり,同技術の実現化の可能性が強く示唆されました。また高濃度の難分解性有機物を含む,バイオエタノール製造廃液の適切メタン発酵処理術の開発に成功し,その安定的な運転手法,処理水の再利用方法の検証を行うことができました。今後,本研究の成果を有機性排水処理の省エネルギー化とそれに伴う温室効果ガスの削減,開発途上国における排水処理技術の普及などの施策に結びつけ,水環境および地球環境の保全に役立てていきたいと考えています。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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下水,廃水の生物学的処理  ,  産業廃水処理  ,  微生物代謝産物の生産 
引用文献 (9件):
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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