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J-GLOBAL ID：201802265436623235   整理番号：18A1365325

ShuttleBoard:スマートウォッチにおけるタップ動作の少ない仮名文字入力手法

著者 (2件)： 下岡純也 (早稲田大) ,  山名早人 (早稲田大 理工学術院)
資料名： 日本データベース学会和文論文誌(Web)  (DBSJ Japanese Journal (Web))
巻： 16-J  ページ： ROMBUNNO.5 (WEB ONLY)  発行年： 2018年03月 
JST資料番号： U0795A  ISSN： 2189-0374  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年スマートウォッチが普及しつつある。現在のスマートウォッチの多くは,音声入力以外の文字入力システムを搭載していない。これに対し,スマートウォッチに文字入力システムが搭載されれば,利用用途を増やすことができると考えられる。しかし,スマートウォッチはその他の携帯デバイスと比較してディスプレイが小さいことから,従来の入力手法をそのまま適用して使うことは困難である。本論文ではスマートウォッチに向けた,タップ動作の少ない仮名文字入力手法である「ShuttleBoard」を提案する。ShuttleBoardでは,指を離さずに子音キーから母音キーになぞる操作を繰り返すことで,連続的に文字を入力することが可能である。これによりエラー率の低減,入力速度の向上を図る。被験者24人を対象に実験を行った結果,最終セッションにおいて入力速度49.2CPM(Character per Minute)に達した。(著者抄録)

シソーラス用語： *腕時計 ,  装置 ,  入力 ,  文字処理 ,  仮名 ,  速度 ,  誤り率 ,  パネル ,  *文字入力装置 ,  アンケート ,  実験
準シソーラス用語： アンケート調査 ,  スマートウォッチ ,  スマートデバイス ,  タッチパネル ,  入力速度 ,  被験者実験 ,  文字入力

分類 (1件)： 入出力装置  (JC04050U)

引用文献 (6件)：

• S . Oney, C. Harrison, A. Ogan and J. Wiese, ZoomBoard: “a diminutive qwerty soft keyboard using iterative zooming for ultra-small devices”, Proc. of the SIGCHI Conf. on Human Factors in Computing Systems. ACM (2013).
• X . A. Chen, T. Grossman and G. Fitzmaurice, “Swipeboard: a text entry technique for ultra-small interfaces that supports novice to expert transitions”, Proc. of the 27th Ann. ACM Symp. on User Interface Software and Technology (2014).
• 石 井晃, 箱田博之, 志築文太郎, 田中二郎, “Flickey:超小型タッチスクリーン端末におけるフリックに基づく QWERTY キーボード”, 情報処理学会 インタラクション (2016).
• S . Zhai and P. O. Kristensson, “The Word-Gesture Keyboard: Reimagining Keyboard Interaction”, CACM Vol.55, No.9, pp. 91-101, (2012).
• 下 岡純也, 浅井洋樹, 山名早人, “スマートウォッチにおけるアイズフリー日本語入力手法, 第23回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ”, pp. 145-146, (2015).

タイトルに関連する用語 (4件)： タップ ,  仮名 ,  文字入力 ,  手法