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J-GLOBAL ID：201802268067488329   整理番号：18A1213653

自動伴奏システムを応用した介護老人保健施設での音楽レクリエーション

著者 (6件)： 齋藤康之 (木更津工高専) ,  坂井康二 (厚木市) ,  五十嵐優 (サウンド・スケープ) ,  中村栄太 (京大 大学院情報学研究科) ,  阿方俊 (アジア・パシフィック電子キーボード協) ,  嵯峨山茂樹 (明治大 総合数理)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2018  号： MUS-119  ページ： Vol.2018-MUS-119,No.46,1-6 (WEB ONLY)  発行年： 2018年06月09日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 介護老人保健施設は,病院と自宅の中間的な役割があり,施設内では在宅復帰を前提としたリハビリテーションを中心とした生活を送る。これに対し,本稿第2著者の坂井は,打ち込みMIDIを再生したカラオケによる音楽レクリエーションを施設で700回以上実施してきた。この取り組みにて,自動伴奏システムEurydiceを応用して,音楽キーボードのどの鍵を打鍵しても楽曲が進行するようにSMFに特別なトラックを追加し,またワイヤレスの音楽キーボードを使用することで,より多くの施設入所者が音楽レクリエーションに参加できるようになった。実際に演奏した入所者は,自動伴奏システムに対してビートを与える指揮者としての役割を果たすことになり,それにより「あたかも自分が全てメロディーを演奏しているかのようだ」「とても楽しい」などの好評を得ている。(著者抄録)

シソーラス用語： *音楽 ,  行為 ,  自動化 ,  *社会福祉施設 ,  *レクリエーション ,  キーボード ,  インタフェイス ,  規格
準シソーラス用語： MIDI ,  介護施設 ,  自動演奏 ,  伴奏

分類 (1件)： 計算機利用技術一般  (JE01000C)

引用文献 (6件)：

• (株) クーリエ:介護老人保健施設とは, 入手先 <https://www.minnanokaigo.com/guide/type/rouken/> (2018.05.15).
• 長谷川介護サービス:介護老人保健施設とは?サービス内容と特別養護老人ホームとの違い, 入手先 <https://www.irs.jp/article/?p=94> (2017.10.20)
• 坂井 康二, 五十嵐 優, 阿方 俊:高齢者施設における音楽活動 ~タテ線譜とユリディス活用による新しい試みへ向けて~, 日本電子キーボード音楽学会 第13回全国大会, p.21, Sep. 2017.
• 齋藤 康之, 坂井 康二, 五十嵐 優, 阿方 俊, 嵯峨山 茂樹:介護老人保健施設の入居者と自動伴奏システムとのインタラクション,HAIシンポジウム 2017, No.P15, Dec. 2017.
• 中村 栄太, 武田 晴登, 山本 龍一, 齋藤 康之, 酒向 慎司, 嵯峨山茂樹:任意箇所への弾き直し・弾き飛ばしを含む演奏に追従可能な楽譜追跡と自動伴奏,情報処理学会 論文誌, vol.54, no.4, pp.1338-1349, Apr. 2013.

タイトルに関連する用語 (5件)： 伴奏 ,  応用 ,  介護老人保健施設 ,  音楽 ,  レクリエーション