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J-GLOBAL ID：201802270510709335   整理番号：18A1187940

埼玉を『解剖』する 【埼玉の現状を俯瞰する】 ランドスケープ視点から埼玉の緑を読み解く

著者 (2件)： 栗田英治 (農研機構) ,  寺田徹 (東大 大学院新領域創成科学研究科)
資料名： 都市計画  (City Planning Review)
号： 333  ページ： 34-37  発行年： 2018年07月15日 
JST資料番号： G0227A  ISSN： 0495-9280  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・衛星写真では,埼玉県の県境は分かりにくいこと,本稿では,埼玉県の代表的な緑の事例に関し,各緑地の地形を中心とした立地条件,開発と保全の歴史を踏まえた残存・成立過程等,ランドスケープの視点からその特徴を概観すること等の報告。
・庭園都市江戸の遺伝子を受け継ぐ町である大宮盆栽村,開発と保全がせめぎ合う大規模近郊緑地である狭山丘陵,治水が生んだ都心に隣接する広大な緑である見沼田んぼの報告。
・緑の成立を読み解くにあたり,首都東京(江戸)との関係が重要であることの確認。
・緑を守るためのスキームやルールの存在,「より良い緑との関係」を構築し続けることが,大都市近郊の自治体で緑を保全・活用した持続的なまち形成には重要であること等の報告。

シソーラス用語： 景観 ,  *埼玉県 ,  *緑 ,  立地条件 ,  緑地 ,  地形要素 ,  水田 ,  自治体
準シソーラス用語： *ランドスケープ

分類 (1件)： 景観  (RD04010N)

引用文献 (5件)：

• 田口文哉・林信一郎 (2014) : 〈盆栽〉の物語 古代から現代まで-盆栽のたどった歴史. さいたま市大宮盆栽美術館, 29pp.
• 橋詰直道・磯谷有紀 (2007) : 大宮盆栽町住宅地における緑地環境の特徴 : ランドスケープ研究, 70 (5), 669-672.
• 高木陽光 (2010) : 東京近郊における緑地空間の保全と利用: 狭山丘陵を事例に. 比較都市史研究, 29 (1), 31-51.
• 公益財団法人トトロのふるさと基金ホームページ. http://www.totoro.or.jp/
• 石井秀樹・齋藤馨・猪瀬浩平 (2006) : 埼玉県「見沼田んぼ福祉農園」の成立と展開にみる都市近郊緑地の福祉的活用の考察 : ランドスケープ研究, 69 (5), 767-772.

タイトルに関連する用語 (6件)： 埼玉 ,  解剖 ,  現状 ,  ランドスケープ ,  視点 ,  緑