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J-GLOBAL ID：201802270569004656   整理番号：18A0732248

グラフ信号処理におけるM分割最大間引き型フィルタバンクの設計

M-Channel Critically Sampled Spectral Graph Filter Banks With Symmetric Structure

著者 (4件)： 崎山亮恵 (東京農工大) ,  渡辺佳奈 (東京農工大) ,  田中雄一 (東京農工大) ,  田中雄一 (JST-さきがけ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 516(SIP2017 111-184)  ページ： 299-304  発行年： 2018年03月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報告では,M分割最大間引き型スペクトルグラフフィルタバンクの設計手法について検討する。既存の最大間引き型スペクトルグラフフィルタバンクには,分割数・グラフの種類・フィルタ設計において強い制限が存在する。特にM分割かつ任意のグラフに適用可能なフィルタバンクは,補間や逆行列の計算など必要であり,入力信号を厳密に完全再構成できないという問題点があった。提案手法では,グラフ周波数領域におけるサンプリングを利用することで,サンプリング操作とスペクトルグラフフィルタリングのみから構成される非常にシンプルな構造を持ちながら,最大間引き型・完全再構成・直交性の全ての特性を有するフィルタバンクの設計が可能である。提案手法を非線形近似に適用することで,有用性を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： フィルタバンク ,  *スペクトル ,  *グラフ理論 ,  フィルタ設計 ,  信号標本化 ,  再構成 ,  *信号処理
準シソーラス用語： サンプリング【標本化】 ,  *スペクトルグラフ理論

分類 (1件)： 信号理論  (ND02020G)

引用文献 (24件)：

• A. Sandryhaila and J. M. F. Moura, ′′Discrete signal processing on graphs,′′ IEEE Trans. Signal Process., vol. 61, no. 7, pp. 1644-1656, 2013.
• W. Hu, X. Li, G. Cheung, and O. Au, ′′Depth map denoising using graph-based transform and group sparsity,′′ in Proc. MMSP'13, 2013.
• M. Crovella and E. Kolaczyk, ′′Graph wavelets for spatial traffic analysis,′′ in Proc. INFOCOM'03, vol. 3, 2003, pp. 1848-1857.
• A. Sakiyama, Y. Tanaka, T. Tanaka, and A. Ortega, ′′Efficient sensor position selection using graph signal sampling theory,′′ in ICASSP'16, 2016, pp. 6225-6229.
• -, ′′Accelerated sensor position selection using graph localization operator,′′ in ICASSP'17, 2017, pp. 5890-5894.

タイトルに関連する用語 (5件)： グラフ ,  信号処理 ,  引き型 ,  フィルタバンク ,  設計