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J-GLOBAL ID：201802275286575099   整理番号：18A1841701

地方自治体の道路維持管理を効率化する走行型計測システムの開発

DEVELOPMENT OF “MOBILE IMAGING SYSTEM” FOR EFFICIENT AND SUSTAINABLE ROAD MAINTENANCE MANAGEMENT IN LOCAL GOVERNMENT

著者 (3件)： 塩崎正人 (三井住友建設株式会社 技術本部 建設情報技術部) ,  河村圭 (山口大学大学院 創成科学研究科 電気電子情報系専攻) ,  西山哲 (岡山大学大学院 環境生命科学研究科 社会基盤環境学専攻)
資料名： 土木学会論文集 F3(土木情報学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F3 (Civil Engineering Informatics) (Web))
巻： 73  号： 2  ページ： I_141-I_146(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0254A  ISSN： 2185-6591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成26年6月に策定された各種道路構造物の『定期点検要領』では,基本的に定期点検を5年に1度実施する点検サイクルが明記され,効率的な維持管理に向けた技術開発が喫緊の課題となっている.道路構造物においては,専用車両にデジタルビデオカメラやレーザー計測機器を搭載し,走行しながら撮影・計測する『走行型計測システム』の運用が開始されている.しかし,専用車両での計測は高精度であるため高額となるケースが多く,地方自治体での運用が困難となっている.本研究では,この問題を解決するため,地方自治体が所有する維持管理パトロールカーの屋根上に搭載することで運用を容易とし,計測精度が同等となる分解可搬型の撮影装置を開発した.また,この撮影動画をパノラマ化画像へ変換する画像結合プログラムを作成した.(著者抄録)

シソーラス用語： *地方自治体 ,  *道路 ,  *維持管理 ,  効率化 ,  *計測システム ,  構造物 ,  原価低減 ,  パトロールカー ,  装置 ,  撮影 ,  *可搬型 ,  動画像 ,  画像 ,  *走行 ,  ビデオカメラ ,  Fresnelレンズ ,  情報 ,  定期検査
準シソーラス用語： 走行型計測システム ,  道路構造物 ,  定期点検要領 ,  維持管理パトロールカー ,  分解可搬型撮影装置 ,  撮影装置 ,  撮影動画 ,  パノラマ化画像 ,  パノラマ画像 ,  ディジタルビデオカメラ

著者キーワード (5件)： road maintenance ,  tunnel ,  crack ,  mobile imaging system ,  local government

分類 (2件)： 道路の維持修繕  (RC08050E) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D)

引用文献 (8件)：

• 1) 国土交通省道路局 国道防災課:道路トンネル定期点検要領, p. 8, 2014.
• 2) 安田亨,山本秀樹,重田佳幸:走行型高速3Dトンネル点検システムMIMM-R(ミーム・アール), 日本ロボット学会誌, 34巻, 9号, pp. 589-590, 2016.
• 3) 株式会社プロドローン:トンネル内検査ドローンPD4-AW-S, https://www.prodrone.jp/archives/2836/, (入手2017.12.22).
• 4) 国土交通省:道路統計年報 2016, 表74-1 トンネル現況総括表, < http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-data/tokei-nen/2016/pdf/t_genkyou74.pdf >, (入手2017.6.26).
• 5) 塩崎正人,掛橋孝夫,加藤健一,菊地典明,河村圭:デジタルビデオカメラを用いた車載型計測に関する基礎実験, 第67回土木学会年次学術講演会, CS8-019, DVD-ROM, 2012.

タイトルに関連する用語 (5件)： 地方自治体 ,  道路維持管理 ,  効率化 ,  計測システム ,  開発