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J-GLOBAL ID：201802276351892773   整理番号：18A2205313

塩分勾配エネルギーを用いた循環拡散透析システムによる塩溶液の脱塩

Desalination of salt solutions by means of circulating diffusion dialysis system using salinity gradient energy

著者 (5件)： NOGUCHI Yuki (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  YASUKAWA Masahiro (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  YASUKAWA Masahiro (Blue Energy center for SGE Technol. (BEST), Yamaguchi, JPN) ,  HIGA Mitsuru (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  HIGA Mitsuru (Blue Energy center for SGE Technol. (BEST), Yamaguchi, JPN)
資料名： 日本海水学会誌  (Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan)
巻： 72  号： 6  ページ： 334-335  発行年： 2018年12月01日 
JST資料番号： F0235A  ISSN： 0369-4550  CODEN： NKAGBU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,循環拡散透析(CDD)と呼ばれる新しい淡水化システムを,塩橋を用いて2つのスタックを接続することによりセットアップし,カチオン交換膜とアニオン交換膜および2つの塩溶液(HS:高塩濃度,LS:低塩濃度)および脱塩水(DW)溶液の3つのタイプの水流チャネルから構成した。HSとして30,000mg/dm³NaClを供給し,そして,LSおよびDWとしてNaClの種々の初期濃度をCDDシステムに供給することによって,DWの塩濃度は,500mg/dm³未満に減少した。結論として,著者らは,CDDシステムが外部からの熱と電力を適用することなく塩水を脱塩できることを確認した。しかし,系に異なる濃度の塩溶液を供給することによってだけである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 淡水化 ,  *脱塩 ,  透析 ,  *イオン交換膜 ,  塩水 ,  用水処理 ,  半鹹水 ,  再生エネルギー ,  *電気透析
準シソーラス用語： アニオン交換膜 ,  カチオン交換膜 ,  塩橋 ,  拡散透析

分類 (2件)： 膜分離  (XD02120Z) ,  用水の化学的処理  (SC02040E)

引用文献 (2件)：

• 1)Eftihia Tzen and Richard Morris, Renewable energy sources for desalination, Solar Energy, 75, 375-379(2003)
• 2)Fabao Luo, Yaoming Wang, Chenxiao Jiang, Bin Wu, Hongyan Feng and Tongwen Xu, A power free electrodialysis(PFED)for desalination, Desalination, 404, 138-146(2017)

タイトルに関連する用語 (6件)： 塩分勾配 ,  エネルギー ,  循環 ,  拡散透析 ,  塩溶 ,  脱塩