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J-GLOBAL ID：201802277652052261   整理番号：18A0315142

形容詞とリンクする映像エフェクト辞書構築のためのGWAPの研究

GWAP for Constructing Visual Effect Dictionary Linked with Adjective

著者 (2件)： 平井彰悟 (公立はこだて未来大) ,  角薫 (公立はこだて未来大)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2018  号： CH-116  ページ： Vol.2018-CH-116,No.7,1-4 (WEB ONLY)  発行年： 2018年01月20日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では形容詞に対応した映像エフェクトの辞書を構築するために,構造化されたデータを収集するGWAP(Game with a Purpose)を開発した。GWAPとは,ゲームプレイの副産物として何らかの目的を達成するゲームのことであり,本システムでは,ユーザに名詞(例:りんご)を入力してもらい,それが持つ特徴を答えてもらい,形容詞(例:おいしい)を示す映像エフェクトと組み合わせたオブジェクトを見てもらい,それが形容詞に合った適切な映像エフェクトであるかをユーザに回答してもらうことでデータを更新する。同じ形容詞の表現であってもオブジェクトによって表現する映像エフェクトは異なる。この構造化されたデータは,形容詞と映像エフェクトとを対象の物体の種類に応じて紐づけるものとして利用される。構造化された当初のデータと本システム利用後のデータ構造を比較することで検証した。(著者抄録)

シソーラス用語： 品詞 ,  映像 ,  視覚効果 ,  辞書 ,  データ ,  データ収集 ,  *娯楽 ,  ユーザインタフェイス ,  名詞 ,  GUI【計算機】 ,  *計算機利用システム
準シソーラス用語： *コンピュータゲーム ,  ユーザインタラクション ,  形容詞 ,  構造化データ

分類 (1件)： その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (10件)：

• S. Hirai, K. Sumi, Visual-Effect Dictionary for Converting Words into Visual Images, International Conference on Entertainment Computing(ICEC), 2017.9.
• R. Speer and C. Havasi, “Representing General Relational Knowledge in ConceptNet 5, ” in LREC, 2012, pp. 3679-3686.
• 中原和洋, 山田茂雄, 日本でのコモンセンス知識獲得を目的とした Web ゲームの開発と評価. UNISYS TECHNOLOGY REVIEW, 第107号, pp 13-23, 2011.
• 大谷直樹, 河原大輔, 黒橋禎夫ほか, 連想ゲームによるコモンセンス知識の獲得, 言語処理学会, 第22回年次大会 発表論文集, pp. 897-900, 2016.
• 安永ゆい, 望月祥司, 森嶋厚行, GWAP によるオントロジ構築手法の提案. 情報処理学会第73回, pp.765-766, 2011.

タイトルに関連する用語 (6件)： 形容詞 ,  リンク ,  映像 ,  辞書 ,  構築 ,  研究