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J-GLOBAL ID：201802279905271632   整理番号：18A1562017

RSAアルゴリズム鍵生成モジュールの実装問題(ROCA)

著者 (1件)： 須賀祐治 (IIJ)
資料名： Internet Infrastructure Review  (Internet Infrastructure Review)
巻： 39  ページ： 12-17  発行年： 2018年06月 
JST資料番号： L8195A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ROCAの概要と他の暗号アルゴリズムへの影響についての解説。
・ROCAは,RSA暗号における素数生成モジュールの実装不備による暗号脆弱性の問題であり,Debian OpenSSL,ICカード,Androidアプリにも同様な失敗事例が存在。
・ROCAの暗号脆弱性により,多数の公開鍵暗号をもとに,それらを生成した暗号モジュールの同定が可能。
・ROCA問題は修正パッチの展開とRSA鍵ペアの更新で対策可能で,他の暗号アルゴリズムへの影響の可能性は小さく,RSA暗号は安全に利用可能。

シソーラス用語： *アルゴリズム ,  *性質 ,  *信号発生 ,  素数 ,  暗号 ,  ソフトウェア障害
準シソーラス用語： *RSAアルゴリズム ,  バグ ,  *鍵生成 ,  *脆弱性

分類 (1件)： 符号理論  (ND02030R)

タイトルに関連する用語 (4件)： RSAアルゴリズム ,  鍵生成 ,  モジュール ,  実装