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J-GLOBAL ID：201802280107248569   整理番号：18A0663844

放射線で温度を測る

著者 (1件)： 加美山隆 (北大 大学院工学研究院)
資料名： Isotope News (Web)  (Isotope News (Web))
号： 756  ページ： 45-47 (WEB ONLY)  発行年： 2018年04月 
JST資料番号： U0894A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・被測定物への擾乱が非常に少ない中性子共鳴吸収分光法による温度測定法の解説。
・共鳴吸収の線幅は原子核の熱運動に起因するドップラー効果により広がるが,この線幅と温度との相関を確立することにより,物体内部の原子の熱運動すなわち温度を測定可能。
・ドップラー効果を考慮したBreit-Wignerの共鳴吸収断面積から線幅と温度の関係式を導出し,式中のパラメータを実測温度と比較して最適化。
・薄板試料で即発γ線法によるスペクトルから,¹⁰⁹Ag,¹⁴⁷Sm,¹⁸¹Taの共鳴吸収ピークを解析した結果,試料温度をうまく再現。

シソーラス用語： *中性子ビーム ,  *温度測定 ,  断面積 ,  中性子吸収 ,  共鳴吸収 ,  *スペクトル線幅 ,  Doppler効果 ,  共鳴散乱 ,  方程式 ,  即発γ線 ,  銀同位体 ,  タンタル ,  サマリウム同位体 ,  タンタル同位体
準シソーラス用語： 109Ag ,  Breit-Wignerの式 ,  中性子吸収断面積

分類 (1件)： 放射線応用計測  (MC01040R)

引用文献 (2件)：

• F. H. Fröhner, JEFF Report 18, NEA/OECD(2000)
• 加美山 隆,非破壊検査,第57巻6号,273-277(2008)

タイトルに関連する用語 (1件)： 放射線