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J-GLOBAL ID：201802280788869066   整理番号：18A0639074

一般道路における路線QV式を用いた速度推定モデル

Speed Estimation Model for Signalised Arterials based on Aggregated QV Relationships

著者 (4件)： 坪田隆宏 (愛媛大学大学院理工学研究科) ,  吉井稔雄 (愛媛大学大学院理工学研究科) ,  原田日郎 (愛媛大学工学部環境建設工学科) ,  神野裕昭 (株式会社建設技術研究所大阪本社)
資料名： 交通工学論文集(Web)  (JSTE Journal of Traffic Engineering (Web))
巻： 4  号： 1  ページ： A_216-A_222(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0617A  ISSN： 2187-2929  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 道路の交通機能上の性能評価に際し,交通量Qと旅行速度Vの関係,すなわちQV関係は重要な役割を果たす。しかし,信号交差点を有する一般道路のQV関係は,日交通量と日平均旅行速度の関係に留まっており,動的な交通状況変化を取り扱う有効な施策の実施にむけては,より詳細な時間的解像度を有するQV関係を得ることが必要と考えられる。そこで本研究では,複数の信号交差点を含む道路路線を対象に,路線内で不均一となる交通量の代表値として空間平均交通量を定義した後,複数路線を対象に空間平均交通量と平均旅行速度の関係を分析する。空間平均交通量を説明変数に含み平均旅行速度を目的変数とする重回帰分析を行った結果,決定係数0.77の説明力を有するモデルが構築された。また,道路幾何構造に加えて,時間帯の違いがQV関係に有意に影響を与えることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *道路 ,  *性能評価 ,  信号交差点 ,  交通量 ,  パラメータ ,  変数 ,  多重回帰分析 ,  モデリング ,  分解能 ,  道路交通 ,  動的系 ,  変動
準シソーラス用語： *一般道路 ,  空間平均交通量 ,  決定係数 ,  説明変数 ,  *速度推定 ,  目的変数 ,  旅行速度

著者キーワード (7件)： 一般道路 ,  QV 関係 ,  速度推定 ,  Signalised Arterial ,  QV Relationship ,  Fundamental Diagram ,  Speed Estimation

分類 (1件)： 交通調査  (TB01031B)

引用文献 (9件)：

• 1) 国土交通省:将来交通需要推計手法(道路),2010.
• 2) 松井寛,藤田素弘:交通量配分におけるQ-V 式の設定方法に関する研究,土木計画学研究・論文集,Vol.3,153-160,1986.
• 3) HCM2010 : Highway Capacity Manual,Transportation Research Board, 2010.
• 4) 例えば、洪性俊,大口敬:多車線高速道路における統合型速度推定モデル,土木学会論文集 D3(土木計 画学),Vol.67,No.3,244-260,2011.
• 5) 田宮佳代子,瀬尾卓也:プローブカーデータを活用した都市内一般道路 Q-V 特性について,土木計画学研究・講演集,2002.

タイトルに関連する用語 (4件)： 一般道路 ,  路線 ,  速度推定 ,  モデル