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J-GLOBAL ID:201802282400887517   整理番号:18A0704731

音声学的手法に基づいた子どもの発話速度の発達過程の解析

Japanese children’s speaking rate reflect acquisition of mora-timed rhythm
著者 (6件):
資料名:
巻: 117  号: 519(TL2017 59-77)  ページ: 81-84  発行年: 2018年03月12日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本語の音韻リズムはモーラを基準に取られると一般的に知られている。しかし,子どもの発話現象を音韻リズムの観点から観察した研究は少ない。したがって本研究では,5歳から13歳の日本語母語話者の発話速度の発達過程を,無意味語の持続時間の観察を通して明らかにすることを試みた。実験ではモーラ数及び音節数を統制した3種類の無意味語を設計し,自然な発話を収録した。音声の解析の結果,発話速度の発達は13歳程度まで持続することが示された,また,その過程では,初期の言語活動では音節リズムが優位であり,年齢の成長と共に徐々にモーラリズムを獲得していることが示された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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音声処理  ,  情報加工一般 
引用文献 (4件):
  • 野田雅子,岩村由美子,内藤啓子,飛鳥井きよみ, ′′幼児の構音能力の発達に関する研究′′, 日本総合愛育研究所紀要, Vol.4, pp.153-171, 1983.
  • Ignatius S. B. Nip, Jordan R. Green, ′′Increases in Cognitive and Linguistic Processing Primarily Account for Increases in Speaking Rate With Age′′, Child Development, Vol.84, No.4, pp.1324-1337, July/August 2013
  • Ofer Amir, Doreen Grinfeld, ′′Articulation Rate in Childhood and Adolescence: Hebrew Speakers′′, Language and Speech, Vol.54, No.2, pp.225-240, March, 2011.
  • 報告書 「日本語話し言葉コーパスの構築法」: http://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/csj/document.html

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