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J-GLOBAL ID：201802284477350405   整理番号：18A0114835

背景差分法を用いたトンネル切羽の変状モニタリングに関する研究

著者 (4件)： 中村隆史 (岡山大 大学院環境生命科学研究科) ,  藤岡大輔 (大林組 技研) ,  沖西将弥 (岡山大 環境理工) ,  西山哲 (岡山大)
資料名： 土木情報学シンポジウム講演集  (Proceedings of the Symposium on Civil Engineering Informatics)
巻： 42  ページ： 113-116  発行年： 2017年09月28日 
JST資料番号： X0096A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 山岳トンネル工事において,切羽崩壊や肌落ちによる労働災害は,安全対策を十分に行っていても発生し,重大災害に繋がる可能性が高い。そのため常時切羽を監視し変状の有無を把握する必要があることから,筆者らは動体抽出手法である背景差分法を軸とした映像処理による切羽監視手法を検討してきた。本研究では,背景差分法の切羽の変状モニタリングへの適応性を検証するために,切羽模型を複数の照度で撮影し,背景差分法による映像処理結果を比較した。また,切羽崩壊や肌落ちを想定した掘削映像を用いて映像処理を行い,その結果について考察した。その結果,照度が不十分であっても,変状による輝度差と外的要因による輝度差の間に識別可能な有意な違いがあれば,変状箇所が抽出可能でき,切羽崩壊の予兆を検知できる可能性があることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *画像処理 ,  トンネル ,  *切羽 ,  状態 ,  *監視 ,  映像処理
準シソーラス用語： *背景差分法 ,  変状 ,  *モニタリング

分類 (1件)： トンネル工学一般  (RC05010R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 背景差分法 ,  トンネル切羽 ,  変状 ,  モニタリング ,  研究