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J-GLOBAL ID：201802284770252966   整理番号：18A1878642

公正と安全を守る分析化学 土壌・地下水汚染の分析化学

著者 (1件)： 駒井武 (東北大)
資料名： ぶんせき
号： 10  ページ： 420-424  発行年： 2018年10月05日 
JST資料番号： S0128B  ISSN： 0386-2178  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・土壌汚染対策法の施行以降の土壌・地下水汚染の調査および浄化件数の増加。
・土壌や地下水の汚染調査を行うための,地層中での汚染物質の蓄積性および移動性の土質,地質依存性の問題。
・汚染調査のための土壌および地下水試料の採取法と検体の処理方法。
・土壌分析法としての公定法と簡易試験法,分析の変動性や不確実性を低減させるためのサンプリング法の規格化,分析操作の規格化や統一化の検討。
・公定分析法の溶出試験における土壌コロイドや腐植物質の存在による測定値の変動の問題および現場型の分析システムの普及の必要性。
・土壌における自然的原因による汚染の問題,土壌形成過程における腐植物質,粘土鉱物,微生物のかかわりなどの理解の必要性,医療地質の知識の必要性。
・土壌汚染における暴露リスクの評価を用いたリスク管理の重要性。

シソーラス用語： *土壌分析 ,  *土壌汚染 ,  *地下水汚濁 ,  試料採取 ,  迅速分析 ,  溶出試験【薬剤】 ,  土壌コロイド ,  フミン酸 ,  粘土鉱物 ,  リスク評価 ,  リスク管理 ,  土壌生成
準シソーラス用語： 簡易分析 ,  暴露評価

分類 (2件)： 鉱物・岩石・鉱石の各種分析  (CC08090H) ,  土壌汚染  (FB04100T)

引用文献 (10件)：

• 豊洲市場専門家会議:豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議報告書,(2017).
• 環境省:土壌汚染対策法の施行状況及び土壌汚染調査・対策事例等に関する調査結果,(2016).
• 楡井 久:産業と環境,2007(4),68.
• 環境省:土壌汚染対策法について(法律,政令,省令,告示,通知)土壌汚染対策法に基づく告示,(2018).
• 日本分析化学会:“環境分析ガイドブック”,第10章 土壌分析,(2011),(丸善出版).

タイトルに関連する用語 (3件)： 分析化学 ,  土壌 ,  地下水汚染