文献
J-GLOBAL ID:201802286309735083   整理番号:18A0505668

マネジメント・コントロール概念の再検討-戦略変更に関する先行研究の分析-

著者 (2件):
資料名:
巻: 87  号: 2/3  ページ: 1-17  発行年: 2017年12月25日 
JST資料番号: F0737A  ISSN: 0287-7023  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
マネジメント・コントロール・システムには,既定の戦略を実行する役割が期待されている。それだけでも重要な意義をもち,企業業績に与える貢献は大きく,その価値は計り知れない。これに加えて,さらに重要性が注目されているのは,組織の戦略を見直し,変更しなければならない状況下での役割である。企業環境の変化,競合企業との関係性,製品ライフサイクルなどの要因によって,既定の戦略の変更を迫られる場面は例外的ではない。本稿では,戦略変更を迫られる状況下で,マネジメント・コントロールはどのような役割を果たすべきかを検討する。具体的には,de Wit & Meyer(2014)の戦略変更のプロセスと組織コンテクストという概念に依拠して,戦略変更には多様な側面があること,それゆえ,戦略変更に対するマネジメント・コントロールの役割も多様であることを確認する。本稿では,戦略変更のプロセス,組織コンテクスト,時期,組織の4つの要素を包含した分析枠組みを提案する。(著者抄録)

前のページに戻る