特許
J-GLOBAL ID:201803000182992246
バイナリー遺伝子発現システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人平木国際特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016060443
公開番号(公開出願番号):WO2016-159110
出願日: 2016年03月30日
公開日(公表日): 2016年10月06日
要約:
目的遺伝子の発現効率を向上させ、また導入した複数の目的遺伝子を個別に所望する時期及び/又は組織で発現制御でき、さらに宿主に対して細胞毒性の低い新たな遺伝子発現システムを開発し、提供することを課題とする。 プロモーター、TAL領域及び転写活性領域を含む第1発現ユニット、及びTAL認識配列とその制御下に配置された目的遺伝子若しくはその断片を含む第2発現ユニットからなるバイナリー遺伝子発現システムを提供する。
請求項(抜粋):
第1発現ユニット及び第2発現ユニットからなるバイナリー遺伝子発現システムであって、
前記第1発現ユニットはプロモーター、及びその制御下に配置された、TALドメインをコードする塩基配列からなるTAL領域及びその下流に連結され転写活性ドメインをコードする塩基配列からなる転写活性領域を含み、
前記TALドメインは、標的塩基配列として配列番号1又は配列番号2で表される塩基配列を認識するN末端部位及びTAL-DNA塩基配列認識部位を含み、
ここで前記標的塩基配列において、前記N末端部位は5'末端のtを、また前記TAL-DNA塩基配列認識部位は前記tに続く主要標的塩基配列を、それぞれ認識し、
前記TAL-DNA塩基配列認識部位は前記主要標的塩基配列を構成するそれぞれの塩基に対して配列番号3で表されるアミノ酸配列からなり、
前記転写活性ドメインは50〜150アミノ酸からなる転写活性単位が2〜10個連結された配列からなり、かつ
前記第2発現ユニットは、TAL認識配列とその制御下に配置された目的遺伝子若しくはその断片を含み、
前記TAL認識配列は、前記標的塩基配列を5〜25個含む塩基配列からなる、
前記システム。
IPC (6件):
C12N 15/09
, C12N 1/15
, C12N 1/19
, C12N 1/21
, C12N 5/10
, A01K 67/033
FI (6件):
C12N15/00 A
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N5/10
, A01K67/033 501
Fターム (5件):
4B065AA90X
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065CA24
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