特許
J-GLOBAL ID:201803002187364750

嗅覚受容体複合体を用いた標的物質の検出装置及び検出方法並びに該検出装置の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 長谷川 芳樹 ,  清水 義憲 ,  三上 敬史 ,  渡辺 欣乃 ,  小池 晃 ,  河野 貴明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-196756
公開番号(公開出願番号):特開2018-059786
出願日: 2016年10月04日
公開日(公表日): 2018年04月12日
要約:
【課題】嗅覚受容体複合体を用いて、特に人の汗の成分であるオクテノールを被検気体から高感度に検出する。【解決手段】気体状の被検試料に含まれる標的物質12を検出するための検出装置であって、被検試料と直接接触するハイドロゲルが配置された第1の領域10と、脂質二重膜20と、脂質二重膜20を介して第1の領域10と隣接している第2の領域11であって、脂質二重膜形成性の脂質溶液14/水系媒体16が配置された、第2の領域11と、第1の領域10と第2の領域11との間に電圧を印加し、かつ、これらの領域間に流れる電流を測定し、標準物質12を検出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
気体状の被検試料に含まれる標的物質を検出するための検出装置であって、 被検試料と直接接触するハイドロゲルが配置された第1の領域と、 脂質二重膜と、 前記脂質二重膜を介して前記第1の領域と隣接している第2の領域であって、脂質二重膜形成性の脂質溶液/水系媒体が配置された、第2の領域と、 前記第1の領域と前記第2の領域との間に電圧を印加し、かつ、これらの領域間に流れる電流を測定する測定手段と を具備し、 前記脂質二重膜が、前記脂質二重膜を貫通する開閉できる透孔を有し、 前記電流は前記透孔を介して流れ、該電流の流れ方が、前記被検試料中に前記標的物質が含まれる場合と含まれない場合とで異なり、 前記透孔が前記脂質二重膜に保持された嗅覚受容体複合体のイオンチャンネルであり、前記嗅覚受容体複合体が標的物質を認識可能な、昆虫の嗅覚受容体と前記昆虫と同種の昆虫の嗅覚受容体共受容体とから形成される嗅覚受容体複合体である、検出装置。
IPC (3件):
G01N 27/00 ,  G01N 33/483 ,  G01N 33/50
FI (3件):
G01N27/00 Z ,  G01N33/483 F ,  G01N33/50 X
Fターム (11件):
2G045AA25 ,  2G045CB12 ,  2G045DA74 ,  2G045FB05 ,  2G045GC20 ,  2G060AA01 ,  2G060AB26 ,  2G060AE40 ,  2G060AF01 ,  2G060AG11 ,  2G060HC10
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (3件)

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