特許
J-GLOBAL ID:201803006754346853

光分解性ハイドロゲル、培養器具、組織体形成方法及び細胞分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  森 隆一郎 ,  飯田 雅人 ,  大浪 一徳
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016061017
公開番号(公開出願番号):WO2016-159380
出願日: 2016年04月04日
公開日(公表日): 2016年10月06日
要約:
光分解性ゲルの作製時に細胞を共存させることにより細胞を光分解性ゲルに包埋する際に、細胞傷害を生じさせることなく細胞を光分解性ゲルに包埋させることができ、なおかつタンパク質を主たる構成成分の一つとして含む光分解性ハイドロゲル、およびそれを用いた培養器具、組織体形成方法及び細胞分離方法を提供する。下記化合物Aのシクロオクチン環又はアザシクロオクチン環に含まれるアルキン基と下記化合物Bのアジド基が縮合して得られる、光分解性ハイドロゲル。(化合物A)直鎖型ないし3分岐以上の分岐型の、ポリエチレングリコール構造を含む主鎖と、前記主鎖の両末端ないし分岐末端に配置された光分解性のニトロベンジル基と、前記ニトロベンジル基の末端側に配置されたシクロオクチン環又はアザシクロオクチン環を有する基とを含む光開裂性架橋剤である化合物。(化合物B)タンパク質を主鎖とし、前記主鎖のリジンおよびアルギニン側鎖に存在するアミノ基および主鎖末端に存在するアミノ基の少なくとも一部がアジド基で修飾されているアジド修飾タンパク質である化合物。
請求項(抜粋):
下記化合物Aのシクロオクチン環又はアザシクロオクチン環に含まれるアルキン基が下記化合物Bによって、前記化合物Bが有するアジド基を介して修飾されている、光分解性ハイドロゲル。 (化合物A) 直鎖型ないし3分岐以上の分岐型の、ポリエチレングリコール構造を含む主鎖と、前記主鎖の両末端ないし分岐末端に配置された光分解性のニトロベンジル基と、前記ニトロベンジル基の末端側に配置されたシクロオクチン環又はアザシクロオクチン環を有する基とを含む光開裂性架橋剤である化合物。 (化合物B) タンパク質を主鎖とし、前記主鎖のリジンおよびアルギニン側鎖に存在するアミノ基および主鎖末端に存在するアミノ基の少なくとも一部がアジド基で修飾されているアジド修飾タンパク質である化合物。
IPC (6件):
C07K 14/78 ,  C12M 1/00 ,  C12N 5/071 ,  C12N 1/02 ,  C08J 3/075 ,  C08G 81/00
FI (6件):
C07K14/78 ,  C12M1/00 C ,  C12N5/071 ,  C12N1/02 ,  C08J3/075 ,  C08G81/00
Fターム (32件):
4B029AA08 ,  4B029BB11 ,  4B029GB09 ,  4B065AA93X ,  4B065BB25 ,  4B065BC03 ,  4B065BC07 ,  4B065BC11 ,  4B065BC41 ,  4B065BC48 ,  4B065BD14 ,  4B065BD39 ,  4B065BD50 ,  4F070AA52 ,  4F070AA62 ,  4F070AA72 ,  4F070AA75 ,  4F070AB01 ,  4F070AB05 ,  4F070AB13 ,  4F070BA07 ,  4F070CA14 ,  4F070CB03 ,  4H045AA10 ,  4H045BA51 ,  4J031AA04 ,  4J031AA53 ,  4J031AB06 ,  4J031AC09 ,  4J031AD01 ,  4J031AE19 ,  4J031AF03

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