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J-GLOBAL ID：201902250356096177   整理番号：19A0101687

淡水下での電界型無線電力伝送における伝送効率の電力特性

Relationship Between Transfer Power and Transfer Efficiency on Capacitive WPT Under Fresh Water

著者 (3件)： 村井宏輔 (豊橋技科大 電気・電子情報工学系) ,  松上裕明 (豊橋技科大 電気・電子情報工学系) ,  田村昌也 (豊橋技科大 電気・電子情報工学系)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 227(WPT2018 29-50)(Web)  ページ： 1-4 (WEB ONLY)  発行年： 2018年09月26日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報告では淡水下での電界結合型無線電力伝送における伝送効率の電力特性について述べる。電界結合型水中無線電力伝送での大電力送電では電極に使用する基板の複素誘電率が電界強度によって変化する可能性があるため効率の低下が考えられる。そこで,電界強度と誘電体基板の複素誘電率の関係を明らかにした。結果として,207kVpeak/mまで電界を印加して変化は見られなかった。つづいて,淡水中での大電力伝送効率特性について測定した。1mW入力時に伝送効率90%を示す結合器を用いて,電力伝送効率測定を行ったところ,入力電力400Wであっても90%以上の効率を達成した。(著者抄録)

シソーラス用語： *無線電力伝送 ,  *電力供給 ,  界磁 ,  結合 ,  無線伝送 ,  電磁結合 ,  効率 ,  伝送特性
準シソーラス用語： *水中無線電力伝送 ,  *電界結合ワイヤレス給電 ,  電界結合 ,  容量結合 ,  大電力伝送 ,  伝送効率

分類 (3件)： 送電  (NB05030G) ,  無線通信一般  (ND08010L) ,  海洋開発用機器  (QE05010W)

引用文献 (10件)：

• 国土交通省 総合政策局 公共事業企画調整課,“平成27年度 次世代社会インフラ用ロボット (水中維持管理用詳細版),′′Nov., 2015,http://www.mlit.go.jp/common/001110595.pdf.
• 柴田 陽三,藤永 隆志,“AUV のドッキング及び水中充電技術の開発について,′′日本マリンエンジニアリング誌,Vol.37, no.9,pp.647-653,Sep.,2002.
• COST Action IC1301 Team,“Europe and the Future for WPT,′′IEEE Microwave Magazine, vol.18, no.4, pp.56-87, June, 2017.
• Z. Cheng, et al.,“Design and Loss Analysis of Loosely Coupled Transformer for an Underwater High-Power Inductive Power Transfer System,”IEEE TRANSACTIONS ON MAGNETICS, VOL. 51,No. 7,Jul. 2015.
• Y. Naka, K. Yamamoto, T. Nakata, and M. Tamura,“Improvement in efficiency of underwater wireless power transfer with electric coupling,” IEICE Trans. Electron., vol. E100-C, no. 10, pp. 850-857, Oct., 2017.

タイトルに関連する用語 (4件)： 淡水 ,  電界 ,  無線電力伝送 ,  伝送効率