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J-GLOBAL ID：201902252968390626   整理番号：19A0009415

地下深部流体のメタン生成とハロゲンに関する有機地球化学的アプローチ

著者 (15件)： 浦井暖史 (信州大) ,  浦井暖史 (海洋研究開発機構) ,  高野淑識 (海洋研究開発機構) ,  石井俊一 (海洋研究開発機構) ,  井町寛之 (海洋研究開発機構) ,  松井洋平 (海洋研究開発機構) ,  宮入陽介 (東大 大気海洋研) ,  小川奈々子 (海洋研究開発機構) ,  吉村寿紘 (海洋研究開発機構) ,  稲垣史生 (海洋研究開発機構) ,  横山祐典 (海洋研究開発機構) ,  横山祐典 (東大 大気海洋研) ,  村井大助 (関東天然瓦斯開発) ,  河野憲二郎 (関東天然瓦斯開発) ,  大河内直彦 (海洋研究開発機構)
資料名： 日本地球化学会年会要旨集(Web)  (Abstracts of Annual Meeting of the Geochemical Society of Japan (Web))
巻： 65th  ページ： ROMBUNNO.2E05(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U1296A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 南関東ガス田は,日本最大の水溶性メタンガス鉱床として知られている。ここで採掘されるガスは,他のガス田と比較して極めて高純度(>99%)である。さらには,最大で海水濃度の約2000倍のヨウ素や,高濃度の溶存有機物も存在しているが,地下深部生命圏との相互作用は不明な点が多い。本研究では,分子レベルの有機化学分析や同位体比分析などを用いて,陸上地下深部でのメタン生成過程を解明することを目的とした。メタンの炭素同位体比は,δ¹³C=-71.6±1.9‰,Δ¹⁴C=-997.4±0.3‰となり,¹⁴Cが枯渇していることが明らかになった。この結果から少なくとも採取地点周辺の深部地下水は,5万年スケール以内で周辺海水や天水から閉鎖的であることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *メタンガス ,  水溶性 ,  炭化水素鉱床 ,  炭素13 ,  窒素15 ,  *メタン化 ,  地下水 ,  千葉県 ,  ヨウ素

分類 (1件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 地下深部 ,  流体 ,  メタン生成 ,  ハロゲン ,  有機地球化学