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J-GLOBAL ID：201902256924457599   整理番号：19A0772103

パイロット規模逆電気透析(RED)スタックの発電性能

Power Generation Performance of a Pilot-scale Reverse Electrodialysis (RED) Stack

著者 (8件)： ABO Takakazu (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  MEHDIZADEH Soroush (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  KAKIHANA Yuriko (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  KAKIHANA Yuriko (Blue Energy center for SGE Technol. (BEST), Yamaguchi, JPN) ,  YASUKAWA Masahiro (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  YASUKAWA Masahiro (Blue Energy center for SGE Technol. (BEST), Yamaguchi, JPN) ,  HIGA Mitsuru (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  HIGA Mitsuru (Blue Energy center for SGE Technol. (BEST), Yamaguchi, JPN)
資料名： 日本海水学会誌  (Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan)
巻： 73  号： 2  ページ： 96-97  発行年： 2019年04月01日 
JST資料番号： F0235A  ISSN： 0369-4550  CODEN： NKAGBU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塩分勾配エネルギー(SGE)を用いた逆電気透析(RED)システムの実用化に関しては,高塩分による海水(SW)の代わりにSWRO淡水化プラントから海水ブライン(BR)を使用することが適切である。本研究では,モデルBR(90mS/cm NaCl)および実際の河川水(RW)をそれぞれ高および低塩分供給溶液として用いて,180m²の全有効膜面積を有するパイロット規模REDスタックの発電性能を評価した。モデルSW(50mS/cm NaCl)も比較のための高塩分供給溶液として用いた。REDスタックの最大総出力は,電流の増加とともに増加し,次に,エネルギー変換効率が約15%と20%の高塩分源として,BRとSWを用いて最大1.42W/m²(256W)と0.93W/m²(169W)に達した。その結果,本研究におけるスタックを用いたREDシステムは,沖縄の淡水化センターから排出されたすべてのブラインの60,000m³/日を用いて,452kWの総電力出力を発生させることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *透析 ,  濃度勾配 ,  ブライン ,  海水 ,  パイロットプラント ,  海水淡水化装置 ,  エネルギー変換効率 ,  *濃度差発電
準シソーラス用語： *逆電気透析

分類 (1件)： その他の発電  (NB03140M)

引用文献 (2件)：

• 1)M. Higa, T. Sakurada and H. Takemura, Power generation of a large reverse electrodialysis (RED) system based on a commercial ED stack, Bull. Soc. Sea Water Sci., Jpn., 70, 118-119(2016)
• 2)J. Veerman, M. Saakes, S. j. Metz and G. J. Harmsen, Reverse electrodialysis: Performance of a stack with 50 cells on the mixing of sea and river water, J. Membr. Sci., 327, 136-144(2009)

タイトルに関連する用語 (5件)： パイロット ,  規模 ,  逆電気透析 ,  スタック ,  発電性能