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J-GLOBAL ID:202202245245970566   整理番号:22A2276661

自動配送ロボットによる配送サービスのインタラクティブな設計・評価手法に関する一考察

A Study on Interactive Design and Evaluation Methods for Delivery Services Using Autonomous Delivery Robots
著者 (5件):
資料名:
巻: 2022  号: MBL-104  ページ: Vol.2022-MBL-104,No.19,1-8 (WEB ONLY)  発行年: 2022年08月29日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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自動配送ロボットによる配送サービスの設計には多様な選択肢がある.我々は,特に自律移動を伴う新たなモビリティのサービス設計の評価として,これまで道路設計や鉄道の設計で用いられてきた費用便益の評価に加えて,人ごみを通過する量や交通量が多い道路を横断する頻度など安全性に関わる評価も加えた安全性,経済性,利便性の評価指標の同時評価を行う手法を研究してきた.安全性の評価のため,ミクロ交通系シミュレータを短い時間粒度で動作させ衝突の危険性を評価すると計算時間が増える.モビリティサービスの決定要因としては,サービス提供領域の広さ,投入台数,カバーする配送需要の量等パラメータの数が多く,組み合わせの数が爆発するため最適解の探索には計算時間が膨大となる問題がある.安全性,経済性,利便性の評価指標の変化を同時に把握しながら,シミュレータとその利用者が対話的に操作しながら最適解を探索する方法を示す.シミュレーションを数回のバッチ単位で分割して実施し,バッチ単位で算出されたパレート最適解を安全性,経済性,利便性の指標の空間に可視化しユーザに示す.ユーザがバッチ単位のパレート最適解の中から最も良いと考える解を選択する操作を繰り返すことで,短時間で納得・説明しやすい最適解に達することができる.また,ユーザが探索の方向性を自由に選び,探索空間を閲覧しながら探索できるため最適解の選択理由を含め説明しやすい利点のみならず,安全性の指標の悪化に関して示す機構があるため,安全性の指標が悪化するシナリオの原因も探りやすい利点がある.本手法を神奈川県の特定地区での配送サービスの評価に適用し,複数ユーザで試用評価し,有用性を確認した.(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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道路輸送・サービス一般 
引用文献 (8件):
  • 村本衛一, 河本弘和, 東島勝義, 古川量也, 澤井薫. 知念賢一, 篠田陽一, 三浦基嗣, 移動手段が選択可能な生活圏における自動運転電動車両の運行のサービス設計・評価手法の提案, 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS), 2022, vol 12, 2, p1-11, 2022年5月
  • 岩倉成志, 家田仁, 鉄道プロジェクトの費用対効果分析- 実用化の系譜と課題, 運輸政策研究, 1998-1999, 1巻, 3号, p.002-013
  • 費用便益分析マニュアル, 国土交通省 道路局, 2018年2月
  • 桑原昌広, 吉岡顕, 尾方竜登, 西垣友貴, Jan-Dark Schmoecker, 宇野伸宏, 中村俊之, 交通工学論文集,第7巻, 第3号, pp 1-10, 2021
  • A. Ramírez, J. R. Romero and C. L. Simons, ′′A Systematic Review of Interaction in Search-Based Software Engineering,′′ in IEEE Transactions on Software Engineering, vol. 45, no. 8, pp. 760-781
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タイトルに関連する用語 (5件):
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