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J-GLOBAL ID:200902201642617254   整理番号:09A1273673

釘接合部の劣化時せん断性能に関する実験的研究 木造住宅の劣化時構造性能に関する研究(その1)

EXPERIMENTAL STUDY ON THE PERFORMANCE OF THE NAILED JOINT WITH THE RUST: Study on the structural performance of wooden houses when deteriorated (Part 1)
著者 (3件):
資料名:
号: 646  ページ: 2281-2289  発行年: 2009年12月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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木造住宅の劣化時構造性能に関する研究の一環として,合板耐震壁の釘接合部試験体を高温湿潤養生により発錆させ,せん断実験を行なった結果,以下の知見を得た。1)釘の発錆進行に伴い,その破壊モードは引抜けからパンチングアウトに変化する。2)劣化初期における性能変化は釘の劣化度により,劣化後期の性能変化は釘重量,頭径,胴径残存率によって把握できる。3)耐力壁の評価指標であるPu×0.2/Dsは劣化初期から減少傾向を示し,2/3PmaxおよびP3.8は劣化進行に伴い一旦増加の後,減少する。4)現段階における釘の劣化状況把握は不十分であり,防水性の強化や壁体内通気の確保に対する配慮が望ましい。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
木構造  ,  壁  ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  ,  建築物の維持・管理 
引用文献 (32件):
  • 1) 国土交通省:国土交通白書2008 平成19年度年次報告 進行する地球温暖化とわたしたちのくらし,ぎょうせい,2008
  • 2) 堤洋樹、小松幸夫:1980年以降における木造専門住宅の寿命の推移,日本建築学会計画系論文集,第580号,pp.169-174,2004.6
  • 3) 神山幸弘、有馬孝禮、加藤裕久、鈴木憲太郎、肘黒弘三、中島正夫:木造住宅構造部材の耐久性向上技術に関する研究 耐用年数の試算と検討,日本建築学会大会学術講演梗概集(北海道),構造II,pp.1283-1284,1986.8
  • 4) 国土交通省住宅局建築指導課:木造住宅の耐震診断と補強方法 木造住宅の耐震精密診断と補強方法(改定版),(財)日本建築防災協会,2005.9
  • 5) 建設大臣監房技術調査室:建築物の耐久性向上技術シリーズ 建築構造編III 木造建築物の耐久性向上技術,技報堂出版,1986.9
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