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J-GLOBAL ID:200902209179292201   整理番号:09A0709329

LSMを利用したセキュアOSの性能評価機能の実現と評価

著者 (4件):
資料名:
巻: J92-D  号:ページ: 963-974  発行年: 2009年07月01日 
JST資料番号: S0757C  ISSN: 1880-4535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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不正侵入などによる被害を最小限に抑える手段として,セキュアOSが注目されている。セキュアOSにはいくつかの実装方式があり,Linuxでは,複数の選択肢があるものの,セキュアOSの性能を簡単に,かつ詳細に評価する手段がなく,その実現方式と性能の関係については明らかでない。Linux2.6以降におけるセキュアOSは,Linux Security Modules(LSM)により,実装される場合が多い。そこで,我々は,LSM Performance Monitor(LSMPMON)と名づけたLSMで実装されたセキュアOSの性能測定機能をLinuxカーネルに実現した。LSMPMONは,LSMフック関数の呼出し回数と処理時間を記録でき,特定の処理に着目した測定を行うことができる。また,仮想ファイルシステムを利用して,操作できる簡易なインタフェースも実現した。本論文では,LSMPMONによる四つのセキュアOSの評価結果を示し,セキュアOSの性能評価において有用であることを示す。(著者抄録)
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分類 (1件):
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オペレーティングシステム 
引用文献 (13件):
  • Linuxコンソーシアムセキュリティ部会, “セキュアOS評価項目Ver2.0,”June2006.
  • 内閣官房情報セキュリティセンター調査研究, “OSのセキュリティ機能等に関する調査研究,”http://www.nisc.go.jp/inquiry/pdf/secure_os_feat ures. pdf
  • C. Wright, C. Cowan, S. Smalley, J. Morris, and G. Kroah-Hartman,“Linux security modules: Gen eral security support for the Linux kernel,” Proc.11th Annual USENIX Security Symposium, pp. 17-31, San Francisco, California, USA, Aug.2002.
  • NSA, Security-Enhanced Linux, http://www.nsa.gov/selinux/
  • P. Loscocco and S. Smalley,“Integrating flexible sup port for security policies into the Linux operating sys tem,” Proc. FREENIX Track: 2001 USENIX Annual Technical Conference, pp. 29-42, June 2001.
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