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J-GLOBAL ID：200902230388671952   整理番号：08A0578300

ファイルのアクセスベクタパーミッションを統合したアクセスパーミッションの安全性評価

Evaluation of File Access Permissions that Integrate Access Vector Permissions

著者 (3件)： 山口拓人 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  中村雄一 (日本ソフトウェアエンジニアリング) ,  田端利宏 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 情報処理学会シンポジウム論文集  (情報処理学会ワークショップ論文集)
巻： 2007  号： 10  ページ： 625-630  発行年： 2007年10月31日 
JST資料番号： Y0978B  ISSN： 1344-0640  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： SELinuxのポリシ編集を支援するツールSELinux Policy Editorは,設定の簡易化のために,独自のポリシ記述言語SPDLを採用している。SPDLは,我々が提案した設定工数の削減と安全性を両立できる統合パーミッションというアクセスパーミッションを採用している。本稿では,統合パーミッションの安全性の評価について述べる。評価方法として,SELinuxとともに配布されているExample PolicyをSPDLに変換し,変換時に余計に許可されたアクセスパーミッションが,SELinuxの安全性に与える影響を評価した。この結果,統合パーミッションを採用することで,SELinuxの安全性レベルをほとんど落とさず,設定工数の削減によって,設定の簡易化を実現できることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *Linux ,  *コンピュータセキュリティ ,  指針 ,  システム記述言語 ,  安全性 ,  プログラム変換 ,  *アクセス制御 ,  工数 ,  情報セキュリティポリシー
準シソーラス用語： *SELinux ,  セキュリティポリシー ,  ポリシー記述言語

分類 (2件)： オペレーティングシステム  (JD03020J) ,  データ保護  (JD01020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： ファイル ,  統合 ,  安全性評価