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J-GLOBAL ID：200902249215632210   整理番号：08A0734828

日本道路公団の民営化:組織的構造改変に焦点を当てて

Privatization of the Japan Highway Public Corporation: Focusing on Organizational Structure Change

著者 (2件)： MIZUTANI Fumitoshi (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  URANISHI Shuji (Fukuyama Heisei Univ., Fukuyama, JPN)
資料名： Transport Reviews  (Transport Reviews)
巻： 28  号： 4  ページ： 469-493  発行年： 2008年07月 
JST資料番号： C0078B  ISSN： 0144-1647  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の高速道路システムは,第2次大戦後に,国家規模での建設プログラムによって開発された。そのほとんどが,欧米のそれらとは異なり,有料道路であり,建設の借金が返済された時の無料化が期待されている。しかし,日本道路公団の経済競争のない独占経営上の問題が指摘され,2005年10月に,6社(首都高速道路公団,阪神高速道路公団,本州四国連絡橋公団,ほか3社)に民営化された。ここでは,これらの組織的構造改変に施行された国家政策について論議した。このように民営化されても,政府による1/3の運営シェア,分社化の大き過ぎるサイズ,これらの会社へのインセンティブ規定の未設定,縦割り組織化の介入,政府介入による道路開発費の調整問題など,まだ解決すべき多くの課題が残っている。

シソーラス用語： *高速道路 ,  *有料道路 ,  *民営化 ,  *経営システム ,  *経営政策 ,  官庁企業 ,  日本 ,  都市高速道路 ,  道路建設 ,  建設費 ,  資本調達 ,  経営組織 ,  経営管理 ,  経営分析 ,  技術展望 ,  公的資金 ,  首都高速道路 ,  民間資金 ,  *改変 ,  *政策
準シソーラス用語： 阪神高速道路公団 ,  *日本道路公団 ,  本州四国連絡橋

分類 (3件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O) ,  道路工学一般  (RC08010M) ,  経営工学一般  (KA01010C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 民営化 ,  組織 ,  改変 ,  焦点