抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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光バースト交換方式(OBS)は複数のIPパケットをバーストに集約して処理するもので,高速大容量性が注目されている。OBSのQoSを改良する手法として,オフセット方式がある。これは高優先バーストに長いオフセット時間を与え,棄却率を低減するが,一方,IPパケットのエンド間遅延が増加する問題がある。これに対して本稿では,オフセット時間中に到着したIPパケットをっ送信待ち状態バーストに含めることによって,IPパケットのエンド間遅延を低減する手法を提案した。モデルとして,リング状に接続された四つのコアルータを中心に,各コアルータに一つのエッジルータがつながり,エッジルータの外部のアクセスネットワークがつながるOBSネットワークを考え,シミュレーションによってオフセット時間,パケット損,QoS,平均エンド間遅延を求めた。提案手法によって,高優先パケットの平均エンド間遅延は約20%減少した。