抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マイクロコイルを用いて微量試料用のプローブヘッドを制作した。50μmの銅線を使いコイル径は300~400μm(サンプルスペースは200~300μm),長さ1mm,巻き数は12~15,Q値は約10程度で,主に無機系の試料を想定した。ソレノイドコイル方式で,
1Hと
27Al用周波数のプローブを製作した。
1H用プローブで測定した,55.4μgのポリジメチルシロケンの1回スキャンのS/Nは135.6であった(スペクトル幅130kHz)。1回スキャンでS/N=1を得るために必要な核の数は4.8X10
13スピン/√Hzで,通常の個体NMRプローブの約30倍に相当する。開発中の高速回転プローブについても紹介した。ロータ・ステータを用いて回転をチェックし,10kHzまでは恒常的に安定した回転が可能なことを確認した。