抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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湘南の相模川~江ノ島間の海岸を対象に,様々な時間スケールの現象を基にした飛砂量の推定を行い,今後の海岸管理に必要な飛砂量について明らかにした。まず数千年の地形学的スケールとして縄文海進以降の砂丘発達より飛砂量を推定し,次に,風向と地形的特性および現地状況から飛砂が卓越する箇所を選定し,数十年から数年スケールの地形変化から飛砂量の推定を行った。さらに既往文献より飛砂量を調べ,これらを総括した上で飛砂量の沿岸分布を明らかにした。推定の結果,相模川~江ノ島間における年間の推定飛砂量の総量は約3×10
4m
3/yrとなり,これは対象海岸の近年の沿岸漂砂量1~1.5×10
4m
3/yrの2~3倍に相当する。