抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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沿岸漂砂が卓越した海岸にtidal inletがあると,入退潮時に強い潮流が沿岸流とほぼ直行して流れるため,沿岸漂砂のトラップが起こる。その結果ebb tidal deltaの発達する分,本来下手側に流れるべき漂砂量が減少する。退潮流による沿岸漂砂の沖合への流出制御につき検討を行った。対象海岸は,潮流特性が明らかにされている静岡県浜名湖今切口とし,深浅データの定量的比較が可能な1978~2005年の地形変化に着目した。退潮流によるdeltaの発達過程,土砂堆積量とその分布などを調べ,海浜変形のBGモデルを発展させて,実測地形変化を定量的に予測可能な3次元モデルを開発した。その上で,退潮流による沖への土砂落込み防止策を検討し,沖合浚渫が有効であることを示した。