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J-GLOBAL ID:200902275576063157   整理番号:09A0733423

セグメント構造DLC被覆を活用した耐摩耗シムインサートの開発

Development of Antiwear Shim Inserts Utilizing Segment-Structured DLC Coatings
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 841-852 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: U0026A  ISSN: 1880-9871  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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摩耗およびフレッチング疲れは,自動車,鉄道および航空宇宙分野において重要な技術課題である。本研究の目的は,しばしば自動車に適用される鋳鉄(FCD)/アルミニウム要素の摩耗低減法を見出し,その結果それら要素の寿命を延長することである。最初に,FCD板とアロミニウム板の間に挿入できるステンレス鋼(SUS)シムを設計した。第2に,FCD板とアルミニウム板の摩耗を防止するシムインサートにダイヤモンド状炭素((DLC)被覆を適用した。次いで,シムのトライボロジー・疲れ特性をボール・オン・ディスク(BoD)試験および最高1×106サイクルの曲げ疲れ試験によって評価した。各基材をプラズマイオン注入・蒸着(PBII&D)でDLC被覆した。我々のシムのユニークな特徴は,セグメント構造DLC膜を連続性DLC(C-DLC)膜と同様に使えるということである。DLC被覆がAl板に対する損傷低減に与える効果は明らかである。何故ならば,DLC被覆シムで擦過されたAl板の表面粗さはFCD板で直接擦過された場合の表面粗さより非常に小さい。さらに,C-DLC被覆の平均損傷率は,S-DLC被覆のそれより約20倍大きい。C-DLC膜はボルト孔近傍で苛酷な損傷を受ける。ところが,S-DLC膜は1×106曲げサイクル後でさえ,ほとんど損傷を受けなかった。要するに,S-DLC被覆SUSシムはAl/FCD要素の摩耗低減およびそれらの寿命改善に著しい効果がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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自動車設計・構造・材料一般  ,  炭素とその化合物 
引用文献 (24件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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