抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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第4世代移動通信システムでは,100Mbit/s~1Gbit/s程度のピーク伝送速度の超高速無線サービスの提供が求められている.ところが,超高速無線サービスを実現するには送信電力の増大という課題を克服しなければならない.これを解決する効果的な方法のひとつはマルチホップ通信を適用することである.本研究では,マルチホップVCNにおいて複数のWPを仮想中継局(VRS)とみなしたマルチユーザMIMOにおける最も基本的なネットワーク構成であるVRSを構成するWP数が1局の場合について,リソース割り当て法の検討を行った.また,ネットワークとしての評価尺度として周波数再利用距離,スループットがあるので,再送制御法を考慮した周波数再利用距離,スループット特性について検討した.まず,下りリンク2ホップOFDMA VCNにおけるチャネル構成法について検討し,数値計算手法によりシャノンのチャネル容量を求め,適応型チャネル構成法がブロック型,等間隔型に比べ,チャネル容量を大きく出来ることを示した.また,2ホップVCNと1ホップCNの比較を行い,1ホップCNと同等の平均チャネル容量を達成するには,2ホップVCNでは1ホップCNに比べ総送信電力を6~8dB程度低減可能であることを示した.さらに,下りリンク2ホップVCNにおけるOFDMAとDS-CDMAのチャネル容量を比較し,OFDMAがDS-CDMAより大きなチャネル容量を与えることを示した.