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J-GLOBAL ID：200902287532336596   整理番号：09A0409234

ロックウール養液栽培における定植前のロックウールスラブ内養液濃度がトマトの初期生育に及ぼす影響

Effects of Culture Solution Concentration in Rock Wool Slabs before Planting on Tomato Early Growth

著者 (6件)： 鈴木克己 (農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶研) ,  河崎靖 (農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶研) ,  佐々木英和 (農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶研) ,  安場健一郎 (農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶研) ,  中野明正 (農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶研) ,  高市益行 (農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶研)
資料名： 野菜茶業研究所研究報告  (Bulletin of the National Institute of Vegetable and Tea Science)
号： 8  ページ： 183-189  発行年： 2009年03月31日 
JST資料番号： F0562E  ISSN： 1346-6984  CODEN： YCKKBL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： セル成型苗をスラブに直接定植することで2次育苗の過程を省き,省力低コスト化を図る上で問題となる過繁茂を抑制することを目的とした。定植前に飽水するスラブ内の養液濃度が2次育苗と直接定植したトマトの生育に与える影響を調査した。定植後スラブ内のEC値は,直接定植区も2次定植区も3週間後には同等になった。飽水する養液濃度はトマトの第1果房下の茎径,葉重,側枝の生育に影響を与えたが,可販果収量に影響はみられなかった。茎径,尻腐れ果発生率,側枝の新鮮重から判断される草勢は,2次育苗区よりも直接定植区で強かった。また,飽水する養液濃度が高くなるに従い強くなる傾向がみられた。しかし,直接定植区でもスラブを飽水する養液濃度が低い場合には,第1果房の尻腐れ発生率や果実重量に2次育苗を行った場合と同様の草勢とすることが可能と思われた。

シソーラス用語： *養液栽培 ,  *ロックウール ,  *トマト ,  植物成長 ,  育苗 ,  省力化 ,  作物収量 ,  培地 ,  移植【植物】 ,  定植 ,  植物生理 ,  改変
準シソーラス用語： *ロックウール養液栽培

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  施肥法・肥効  (FB05030Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： ロックウール ,  養液栽培 ,  定植 ,  トマト ,  初期生育