特許

J-GLOBAL ID：200903086761121178

弾性線維組織を有する培養血管の製造方法及び弾性線維組織を有する培養血管

発明者： 鈴木 茂彦 ,  内藤 素子 ,  中邨 智之 ,  富畑 賢司
出願人/特許権者： グンゼ株式会社 ,  鈴木 茂彦
代理人 (2件)： 安富 康男 ,  諸田 勝保
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2007-291969
公開番号（公開出願番号）：特開2009-112285
出願日： 2007年11月09日
公開日（公表日）： 2009年05月28日
要約：

【課題】三次元的な厚みを有し、エラスチン、フィブリリン等の弾性線維組織に不可欠な弾性線維成分が発現している弾性線維組織を有する培養血管の製造方法、及び、該製造方法により製造された弾性線維組織を有する培養血管を提供する。【解決手段】コラーゲンからなる平均孔径が1〜30μmである多孔性基材に対して、1×103/cm2以上の密度で線維芽細胞を播種する工程1と、前記工程1で得られた線維芽細胞が播種された多孔性基材を血清添加培地中で培養して三次元培養弾性線維組織シートを得る工程2と、前記工程2で得られた三次元培養弾性線維組織シートを管状に成形する工程3とを有する弾性線維組織を有する培養血管の製造方法。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

コラーゲンからなる平均孔径が1〜30μmである多孔性基材に対して、1×103/cm2以上の密度で線維芽細胞を播種する工程1と、 前記工程1で得られた線維芽細胞が播種された多孔性基材を血清添加培地中で培養して三次元培養弾性線維組織を得る工程2と、 前記工程2で得られた三次元培養弾性線維組織を管状に成形する工程3とを有する ことを特徴とする弾性線維組織を有する培養血管の製造方法。

IPC (2件)：

C12N 5/06 ,  A61L 27/00

FI (2件)：

C12N5/00 E ,  A61L27/00 Q

Fターム (19件)：

4B065AA90 ,  4B065AC12 ,  4B065BB25 ,  4B065BC42 ,  4B065CA24 ,  4B065CA44 ,  4C081AB13 ,  4C081AB14 ,  4C081BA12 ,  4C081BA13 ,  4C081CD111 ,  4C081CD121 ,  4C081CD18 ,  4C081CD34 ,  4C081DA02 ,  4C081DA03 ,  4C081DB06 ,  4C081EA03 ,  4C081EA11

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 国際公開第2002/010349号パンフレット
  

審査官引用 (4件)

• 管、腱、靭帯および矯正構造体のための間質細胞ベースの三次元培養系
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平9-501032   出願人：アドバンストティシューサイエンシズ,インコーポレーテッド
• 組織培養用基材及び組織培養法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-263047   出願人：グンゼ株式会社
• 組織培養法並びにこれに用いる培養基材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-116310   出願人：グンゼ株式会社
• 三次元培養弾性線維組織及び三次元培養弾性線維組織の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-291136   出願人：グンゼ株式会社, 国立大学法人京都大学