抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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西日本の中国地方および九州地方の10箇所で13系統のセンノウが栽培されていることが確認され,染色体観察およびフローサイトメトリー分析によりすべてが三倍体植物であることが明らかになった。これらのセンノウは自然には種子を形成しないことから,組織培養を用いた大量増殖方法を確立した。有用突然変異体を誘導するために重イオンビーム照射を行ったところ,無毛の突然変異は安定していたが,花形の変異や葉の斑入りの突然変異は固定することができなかった。三倍体センノウと他のセンノウ属植物との交配によって得られた未熟種子を培養したところ,オグラセンノウとの雑種はすべてが葉緑体欠損株であったが,マツモトセンノウとの雑種の1個体は緑色個体であった。(著者抄録)