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J-GLOBAL ID：201002233415046194   整理番号：10A0380007

首振り型推進器を有する船の針路安定性改善

Improving Course Stability of a Ship with Azimuthing Propellers

著者 (3件)： 安川宏紀 (広島大学大学院工学研究科) ,  田中進 (広島大学大学院工学研究科) ,  平田法隆 (広島大学大学院工学研究科)
資料名： 日本船舶海洋工学会論文集  (Journal of the Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers)
巻： 10  ページ： 123-133 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： G0242B  ISSN： 1880-3717  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 首振り型推進器を含むPOD推進器に関して,著しい針路不安定性を示したPOD推進器装備船を対象に,POD推進器ストラット部の舵型化,船尾フィンの設置により針路安定化を図った。バトックフロー船尾形状幅広船を使用し針路安定化対策を行ったPOD推進器を装備して水槽試験を実施した。その結果,ストラットの舵型化により大きな低減と側面積増加による針路安定性が得られた。また,船尾フィンは,針路安定化に有効であった。

シソーラス用語： 推進システム ,  *針路安定性 ,  *船舶推進 ,  切梁 ,  舵 ,  水槽試験 ,  フィン ,  模型船 ,  数学モデル ,  推進性能 ,  抗力係数 ,  舶用プロペラ ,  *ポッド型推進
準シソーラス用語： 船用プロペラ ,  *ポッド推進

分類 (2件)： 船舶性能  (QJ02010Q) ,  船舶構造・材料  (QJ03020I)

引用文献 (7件)：

• 1) Haraguchi, T. and Nimura, T.: A Study on Maneuvrability Standards for a Ship with a Pod Propulsion System, International Conference on Marine Simulation and Ship Maneuverability, MARSIM’03, Conference Proceedings, Vol.II, Kanazawa, Japan (2003),RB-3-1-RB-3-8
• 2) 塚田吉昭,川並康剛,原口富博,加納敏幸,榧野純:ポッドと船体の干渉に関する模型実験,平成18 年度(第6 回) 海上技術安全研究所研究発表会講演集(2006), pp.179-180.
• 3) 安川宏紀,平田法隆,田中 進,小瀬邦治:首振り型推進器を有する船の操縦性に関する研究,日本船舶海洋工学会論文集第9 号(2009), pp.155-165.
• 4) 安川宏紀,平田法隆,Koh Kho King,KrisanaPunayangkool,小瀬邦治:プッシャー・バージシステムの操縦流体力特性,日本船舶海洋工学会論文集第5 号(2007),pp.133-142.
• 5) 藤井斉,野本謙作:I.操縦性試験法,第2 回操縦性シンポジウム,日本造船学会(1970), pp.1-39.

タイトルに関連する用語 (5件)： 首 ,  振り ,  推進器 ,  船 ,  針路安定性