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J-GLOBAL ID：201002254495669992   整理番号：10A1611657

高周波PWMインバータにおけるフィードバック型デッドタイム補償法とその特性

A Feedback-Type Dead-Time Compensation Method for High-Frequency PWM Inverters and Its Characteristics

著者 (3件)： 小川将司 (北大) ,  小笠原悟司 (北大) ,  竹本真紹 (北大)
資料名： 電気学会電子デバイス研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： EDD-10  号： 83-89.91-98  ページ： 21-26  発行年： 2010年11月29日 
JST資料番号： Z0910A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電力変換器の効率を改善するため,パワー半導体デバイスのスイッチング速度を高速化すると,それに伴い,電力変換器の転流毎に挿入されるデッドタイムにより電圧歪が増大し,スイッチング周波数の増大に対応したデッドタイム補償が必要となる。本論文では,最小パルス幅の制限を軽減でき,入力信号に対する出力信号の位相遅れを低減可能なフィードバック型デッドタイム補償法を提案した。従来の補償法の問題点を示した後,最小パルス幅および入出力の遅れ時間を大幅に改善可能な新方式について詳述した。また,高速スイッチングが可能なパワーMOSFETを用いたハーフブリッジインバータに本補償法を適用した実験装置を製作し,その妥当性と有効性を実験により検証した。

シソーラス用語： PWM制御 ,  *インバータ ,  *フィードバック制御 ,  *不感時間 ,  *電圧補償 ,  転流【電気】 ,  波形歪 ,  パルス幅 ,  遅れ ,  歪
準シソーラス用語： スイッチング周波数 ,  スイッチング速度 ,  *デッドタイム ,  電圧波形

分類 (1件)： 電力変換器  (NB08030B)

引用文献 (3件)：

• Y. Murai, T. Watanabe, H. Iwasaki: Waveform Distortion and Correction Circuit for PWM Inverter with Switching Lag-time, IEEE Trans. on Industry Applications, vol.IA-23, no.5, pp. 881-886(1987)
• 小川将司, 小笠原悟司, 竹本真紹: 高周波スイッチングインバータのフィードバック型デッドタイム補償, 平22年電気学会産業応用部門大会1-75(2010)
• 小川将司, 小笠原悟司, 竹本真紹: 高周波スイッチングインバータのフィードバック型デッドタイム補償, 平22年電気学会北海道支部大会 (2010)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高周波 ,  PWMインバータ ,  フィードバック ,  デッドタイム