抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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生産スケジューリング問題の中で特に研究が進んでいる1機械スケジューリング問題について,厳密解法に関する最近の研究動向および筆者らの取組みを紹介した。まず,1機械スケジューリング問題の概要を述べた。次に,代表的な1機械スケジューリング問題に対する厳密解法の研究動向として,1)納期遅れ和最小化,2)重み付き納期遅れ和最小化,3)重み付き完了時刻和最小化,4)順序依存段取り時間を考慮した完了時刻和最小化,納期遅れ和最小化,5)重み付き納期ずれ和最小化を紹介した。最後に,Lagrange緩和を用いたSSDP(Successive Sublimation Dynamic Programming)法に基づく厳密解法について,時間の離散化に基づく定式化,最短経路問題への変換,Lagrange緩和問題,緩和問題への制約の付加,解法の構成,ネットワーク縮減などを示した。